先日、著作権侵害問題で話題になった押切先生の『ハイスコアガール』ですが、部屋にある単行本を見たら4巻が欠けていることと、サントラCD同梱の5巻が未開封ということに今さら気づきました(笑)
すでにご存知かと思いますが連載はしばらく休載とのことで、早期の解決と、連載再開を心待ちにしています。
ところで、さくまあきら先生の夫人のTwitterによると、『桃太郎活劇』のキャラクター(実際はゲームをプレイしているシーン)を無断に使用していたことへの謝罪文が届いたと書かれてましたが、一部のゲームは制作会社だけでなく、中には原作者の許可が必要になってくることにゲーム関連の権利の複雑さを思い知らされました。
これが音楽ならJASRACが管理しているからある意味楽なのですが。
多くのハドソンのタイトルはコナミデジタルエンタテイメントが所有していますが、『桃太郎伝説』『桃太郎電鉄』といった桃太郎シリーズが、任天堂ハードのバーチャルコンソールやソニーのPSNなどで配信されないのは、コナミが販売権を持っていないのか、それとも原作者であるさくまあきら氏が権利を管理しているのか、色々と複雑な理由がありそうです。
特に『桃太郎電鉄』シリーズは、数あるコンピュータボードゲームの中でも歴史に残るメジャーシリーズだけに、最近のユーザーが手に触れる機会がないのは本当に勿体無いと思います。一度はパーティゲームならではの駆け引きを味わって欲しいものです。あとキングボンビーも(笑)
そういえば今回の騒動でコナミは一度も正式にコメントがないのですが、ここで何がコメントがあれば桃太郎シリーズの権利関係がもしかしたらわかるかも知れませんね。
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その点、『THE功夫』は原作者が権利を有するキャラゲーではなく、ハドソンが手掛けた完全なるオリジナル作品なので、今では堂々とコナミデジタルエンタテイメント様の作品と言い切れるのです。あとは、コナミの許諾を得てるのか、得てなければ許諾が得られるかどうかが問題になりそうです。さて。スクエニさんには何とか今回の件を早急に解決していただきたいです。