メガドライブに初めて触れて今年で25年目になるのですが(買ったのはその数年後)、その長い年月の中で謎に思うことの一つ、国内未発売ソフト『カダッシュ』について
元はタイトー(現スクウェア・エニックス)の同名アーケードゲームで、RPG要素が強いアクションゲームです。
ステージ構成は先行して発売されたPCエンジン版よりもアーケード版に近い内容ですが、その代わりPCエンジン版でも登場したプレイヤーキャラの僧侶や忍者が容量の関係で削除され、戦士と魔法使いしか使えません。なお、二人まで同時プレイが可能です。
アーケード版ではインカムの関係で制限時間の厳しい設定ですが、家庭用移植版では制限時間の概念がなくなっているので、スクロールアウトを利用した経験値無制限稼ぎ使えば、序盤でいきなり最強レベルまで強化することが可能です。
もともと、アクションゲームとして難易度の高いゲームだったので、嬉しい救済処置です。
さて、このメガドライブ版で気になるのが初期に発売されたバージョン。
何故かカートリッジの形状も、メガドライブのロゴデザインも日本仕様で、カートリッジ裏の説明書きが日本語だったりします(笑)
当時、『BEEP!メガドライブ』の紹介記事ではGENESISソフトとして紹介されていましたが、私の所有するGENESIS本体に刺そうとすると…
カセットの挿入口の形状が違っていて、カートリッジがささらない!(笑)
一見欧州版とも思いましたが、このカートリッジはNTSC用(欧州はPAL)だったので、果たしてこの『カダッシュ』、どこの国用に発売されたのか気になります…
ところでこのメガドライブ版『カダッシュ』、先月のゲームレジェンドに脱衣麻雀評論家である”みぐぞうさん”へのお土産として持って行きました。
…同じソフト、3本持っているし(笑)
彼自身、500タイトル以上のメガドライブソフトを所有するメガドライバーということもあり、過去にメガドラ話で盛り上がったことがあります。
ソフトを渡したらかなり喜んだようで、サイン入り同人誌(ニチブツ毒本)をいただきました!
サイン入り同人誌をいただけるなんて思ってもいなかったので嬉しいです!(同人誌自体はすでに3冊買ってたけど笑
さて、次回もただで同人誌をもらうためにお土産メガドライブソフトを用意しなきゃ(爆)
ところでこのゲームレジェンドでは裏話がもう一つあって、イベント前日、■ックマン9作曲担当Y.Sさんと会う約束をしていた時に、
「お互いのお宝を見せ合いましょう!」
という話になり、かなりピンチになった記憶があります。
何がピンチだったかというと、ゲームレジェンドに行くようなマニアは秋葉原にはよく通う人が多いこと。秋葉原や中野に置いてあるようなレベルのソフトでは相手が満足しないのは目に見えています。
しかも、Y.Sさんはゲーム業界(ガ●ト)に勤めているので、並大抵のレアソフトは何らかの形でお目に掛かっているはずです。レアはレアでも、下手にレアゲーを見せても満足はしないでしょう。
さて困った。
悩んだ末に考えた結果が、
じろのすけ先生が持っていないソフトを持っていく作戦(笑)
じろのすけ先生といえば御存じ日本国外からの取材依頼が来るほどのゲームコレクター界のスーパースター。しかも、じろのすけ先生は過去にゲーム業界に勤めていた経歴もある。
運がいいことに、じろのすけ先生のブログには所有&欲しい未所有ソフトリストが掲載されているじゃないですか!
このリストを参考にレアゲーデッキを作成してお互いのお宝を見せあったのですが、反応はそれなりによかったので成功です。ぶっちゃけ、ソフトを出すまで「変な約束をするんじゃなかった…」と後悔したぐらいですから(笑)
何を持ってきたのは、その場にいた方(Gallさんや某ドラクエ4コマ漫画家さん)だけの秘密です(笑)
それにしても、私が口だけのマニアだと思われなくってよかった(爆)