今週の水曜日はカルチャーブレーナー待望の新作3DSソフト『超人ウルトラベースボール アクションカードバトルライトバージョン』が配信されました!
私はすでにパッケージ版を購入していながらも、500円という低価格を前にして買わずにはいられません!
このライトバージョンは
「ストーリーモードがオミットされている」
という触れ込みで早速プレイしましたが…
なんと、本当に「パッケージ版からストーリーモードを削除されただけ」の内容で、半年ちょっと前に発売されたゲームの極々一部が遊べない以外はほぼパッケージ版と違いがありません!(笑)
裏を返せば、待望のウルトラベースボール最新作に興味持ちながらもなかなか手を出しにくかった人には機能縮小の廉価ソフトとして買う価値は間違いなくあります!(当然ながら内容に関しては好き好きなので責任は持てませんがw)
肝心のカードバトルによる試合シーンですが、同じカードゲームの『カルドセプト』『遊戯王デュエルモンスターズ』のようなカードを集めてデッキを構築するタイプではなく、ファミコンのドラゴンボールシリーズ(2作目以降)のカードバトルで採用された「ランダムで配られたカードをお互い出し合って強さで勝負が決まる」という運の要素を絡めた内容となっています。
悪く言えば運頼み、よくいえばアクション性の高い野球ゲームが苦手な人でも遊べるシステムといえます。
個人的に評価したいのはそのグラフィック。ネット上のレビューでは「しょぼいモデリングのポリゴン」と呼ばれているようですが、それは誤解です。
近年「レトロゲーム風のグラフィック」というとファミコンを意識したゲームが多いですが、このソフトはなんと見た目がニンテンドウ64風のグラフィックとなっています。
「レトロゲームブームだからといって他のメーカーの真似をしてたまるか!」
という、ゆめのすけ先生(社長)の意気込みを感じさせます。
かつてニンテンドウ64時代のカルチャーブレーンは他のサードパーティに比べても数多くソフトをリリースしてきた会社として知られていますが、それ故にニンテンドウ64に参入した数多くのゲームメーカーよりもニンテンドウ64を知り尽くした会社といえます。
それだけにカルチャーブレーンはニンテンドウ64には思い入れが強いのでしょうか、このソフトは決してしょぼいグラフィックのゲームではなく(さらにいえば技術力の低いからでもなく)、敢えてニンテンドウ64を意識したグラフィックなのです!
当の任天堂はニンテンドウ64時代のゲームを積極的にリメイクしていますが、カルチャーブレーンは「リメイク」ではなく「新作を64ソフト風に」リリースしているのが興味深いところです。
…本音を言わせてもらえばゲームのテンポをもうちょっと、いや何倍もアップして欲しいところですが、このもっさりしたテンポも合わせてレトロゲーム風なんでしょうね。昔の人はゲームのローディングに数十分と耐えたのだから、これしきで耐えられなかったら昔のゲーマー様に叱れてしまうな(笑)
よゆーか、グラフィックだけでなく、処理速度までレトロゲーム風にするなんて、ゆめのすけプロジェクトは格が違うッッッーーー!!
ところで、半年前に発売されたパッケージ版は、意外にも秋葉原の電気街側のゲームショップでは全店品切れを起こすほどのフィーバーでした!
恐ろしいことに発売日から、半年以上経った今もこの状況が続いている状態です!
つまり、64ソフト風に作られたゆめのすけプロジェクトは大成功したのです!
それはそうだよな。ファミコン時代にヒット作を連発した数多くのゲームメーカーが倒産や合併をする中で、このカルチャーブレーンはいまだ健在ということに、ゆめのすけプロジェクトの凄まじさを実感します。
ここで他社のようにファミコン風で仕上げたらそこら辺のレトロ風のソフトに埋もれてしまった可能性がありますが、この時代にニンテンドウ64風グラフィックは目立ちますからね。
それに今の20代ではファミコンの実体験がなく、むしろニンテンドウ64の思い入れが強いはずで、その層にもアピールできたのも強みだったのかも知れません!
ニンテンドウ64こそが青春だった人も多いですからね。
余談ですが、上記の秋葉原で買えなかったという理由でパッケージ版を通販で買うことにしたのですが、その資金はこのブログで稼いだTポイントで購入しました!
ちなみにブログで稼いだTポイントでゲームを買うのはこれが初めてですが、ゆめのすけプロジェクトの超大作を手にすることができたのも、このブログを読んでくださる常連様のおかげです。皆さん、どうもありがとうございます!
…よりによってこんなゲームにTポイントを使う羽目になるとはな(爆)