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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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MD 炎の闘球児 ドッジ弾平 発売23周年!

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本日はセガゲームスのメガドライブソフト『炎の闘球児 ドッジ弾平』が発売されて23周年となります!おめでとうございます!
 
90年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されたこしたてつひろ先生の同名コミックからのゲーム化で、小学生の間でドッジボールブームが巻き起こるほどの影響力のある大人気コミックだけあり、後のアニメ化以降は数多くのゲーム機にゲーム化されましたが、このメガドライブ版はアクション性の高いスポーツゲームとして仕上がっています(他機種版はカードゲームだったり、RPGとして発売された)。
 
ゲーム内容はアークシステムワークス(当時はテクノスジャパン)の名作『熱血高校ドッジボール部』に影響を受けて作られたのは明白で、必殺技の概念やダメージ制の採用などプレイ感覚は似ているものがありますが、元がすでに完成されたゲームをベースにしているだけあって癖なく遊びやすいです。
また、本作はトーナメント戦による交代制での多人数対戦プレイが可能で、こちらでは公式ルールを選ぶことで一発死(&ボールにあたってもボールが地面に落ちる前に拾えばセーフ)ルールになるので、ゲームのテンポが早まり交代待ち時間を短縮することができます。
 
 
これを初めてプレイしたのが私が中学三年生の頃(1992年)。週末にSG-1000からのセガユーザーである友人宅に集まってトーナメント戦で楽しんだ記憶があります。
 
その頃はまだソフトを買っていなかったので(たくさんゲームを買えるほどお小遣いはなかった)、その友人のソフトで遊んでいたのですが、彼は原作が好きというよりも、本作が接客向けであること、そして何よりも価格が安かったのが購入の決め手だと言っていた気がします。
定価3,800円でしたが量販店で買えば3,000円以下で買えるので、中学生のお小遣いで買うには魅力的な値段でした。当時のスーパーファミコンソフトは一万近くしましたが、本作はそれの半額以下。「安かろう、悪かろう」とイメージを持っていた人がいたのですが、その価格帯のゲームとは思えないしっかりとした作りで、一時期は仲間内で対戦ゲームの定番ソフトとなりました。あの『ぷよぷよ』も同年末に出ていましたが、あちらは当初はテクニックが確立される前だったので初心者がやるには狙って連鎖が難しく、対戦の定番ソフトになるのは少し先の話でした。
 
今改めて見てみると、選べるモードがストーリーモードと必殺技練習モードと対戦モードぐらいしかなく少ないような気がしますが、当時としてはそれが当たり前だったので特に気にはしませんでした。むしろ当時は対戦メインで楽しんでいたので、少なくとも対戦相手に困らない間はモードの物足りなさを気にする必要もなかったです(笑)
 
 
今は当時ほどのドッジボール人気はありませんが、テクノスジャパンの倒産以降、社名を変えつつも『熱血高校ドッジボール部』シリーズ(やテクノスの元社員が手掛けた類似作品)が定期的に発売され続けているので、ドッジボールのゲーム化は今でも一定の需要はあるのでしょうね。

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