ゲームチラシコレクターとして活躍し、かつてファミ通でコラムを書いていた浅野さんに誘われ、先日の日曜、ぬらりひょんさんと一緒に秋葉原オフをしました。
ちなみに彼らとは1年半ほど前にも秋葉原オフをしたのですが、ブロ友であるぬらりひょんさんはともかく、(ファミ通にコラムを持っていただけに)ゲームチラシコレクターとして名高い浅野さんに私のことを覚えてもらって物凄く光栄です。というか、本当にコレクターの世界は狭いなあ(笑)
「初詣的な」ということで、秋葉原に近い神田明神に集合となったのですが、さすが秋葉原に近いだけあって絵馬が萌え絵ばかりでした(笑)
その後、歩きで秋葉原に向かい、軽く探索をしてから食事をすることに。
そういえば、メガドライブ版『バトルトード』が8千円近い値段で売られていましたが、あれって『ゲームセンターCX』効果によるものかな?
食事場所は秋葉原レストラン街UDXへ。
モツ鍋を食べながらマニアックな話をしました(笑)
鍋が出る前に浅野さんのコレクションを拝見したのですが、すごいアイテムだらけで圧倒されました。
一番最初に見せていただいたアイテムは最大の目玉だったのですが、あまりにもヤバいブツなのでブログでの紹介は自粛させていただきます(画像は撮っているので、もし興味のある方はオフ会などでお見せします)
浅野さんは私がデコゲーファンと知っているので、まずデコゲーチラシを収納しているバインダーを見せてくれました。
…つか、いきなり凄いブツが…
『東京見栄診療所』じゃないですか!!!
この作品はいわゆる性格判断ソフトで、出題される問いに答えていくタイプのゲーム(なのか?)です。
プレイヤーが正常だったら診療する必要が無いのでその場でゲームオーバー。要はゲームを続けるためには狂った回答をし続けなければならなく、極めた頃には自身が気が狂ってしまうと言う、まさにデコゲーの中のデコゲー。
デコゲー初心者にとってはあまりにも危険すぎる作品のせいか、ほとんどのロケーションでも見ないレアなゲームです。デコゲーファンでも語られないこんな恐ろしいゲームのチラシを所有している浅野さんのその後が心配で仕方ないのですが、余計なことを書いて浅野さんに怒られたくないのでそれまでにしておきます(笑)
その他にも注目すべきチラシはたくさんありましたが、個人的に特に気になったチラシを紹介。
デコの未発売クイズゲーム『クイズ おまえにPiponチョ!』
一応発売されたものの、出回りが悪く、実際一度もゲーセンで見なかった『まうすけのオジャマ ざ・わーるど』
デコとしては珍しいエレメカマシン『フラワーバスターズ』。当時デコの株主だったナムコから技術提携を受けて作った作品だそうです。ある意味、『コズモギャング』の姉妹作品といえそうです。
高○留美子先生にはナイショ(笑)のニチブツ麻雀『ぱにっくスタジアム』
発売されたかどうか未確認なものの、”アトミックロボキッド”を題材にしただけでご飯三杯食べられるUPLのエレメカルーレット機
LDゲーム最末期タイトルであり、カプコンとしては珍しいガンシューティングゲーム『マッドドッグマックリー』
未発売タイトルでありながら、一時期、秋葉原ゲーセンで稼働していた金子製作所の『究極!!PC原人』。難易度未調整だったのか、私がプレイしたバージョンはひたすら難しかった…
デコとしては珍しいエレメカマシン『フラワーバスターズ』。当時デコの株主だったナムコから技術提携を受けて作った作品だそうです。ある意味、『コズモギャング』の姉妹作品といえそうです。
東亜プランの未発売タイトルであり、多人数プレイ可能なレースゲーム『ダイナミックトライアル7』。トライアミューズメントタワーでプレイした人も多いのでは?
高○留美子先生にはナイショ(笑)のニチブツ麻雀『ぱにっくスタジアム』
発売されたかどうか未確認なものの、”アトミックロボキッド”を題材にしただけでご飯三杯食べられるUPLのエレメカルーレット機
LDゲーム最末期タイトルであり、カプコンとしては珍しいガンシューティングゲーム『マッドドッグマックリー』
未発売タイトルでありながら、一時期、秋葉原ゲーセンで稼働していた金子製作所の『究極!!PC原人』。難易度未調整だったのか、私がプレイしたバージョンはひたすら難しかった…
他にもありましたが、それは次の回に(笑)
次はお待ちかね(?)、セガ編です!
ちょっとだけ浅野さんにファミ通にコラムを書いた時の裏話を聞いたのですが、やはりというか権利的な壁が大きく、そのせいで紹介するタイトルが限られてしまったとのことです(ちなみに選別タイトルは編集部側から挙げてくるようです)
例えば、ナムコットのファミリーシリーズを紹介する時、一般的には「ファミリーシリーズといえば、ファミスタ(ファミリースタジアム)だろ?」と思われるかも知れませんが、ゲーム内の選手名に問題があったようで、やむを得ず『ファミリーボクシング』を最初に紹介したようです。
逆に版権タイトルで運がよかったのが『たけしの挑戦状』。本来なら採用されることが難しいタイトルですが、たまたまWiiバーチャルコンソールで本作が配信されることになり、そのタイミングに合わせて許可が出たようです。
なお浅野さんは、ゲームチラシコレクションを世に知らせる為に活動をし、その一つがファミ通のコラムだったそうですが、そういった様々な事情で公開したくても出来ないコレクションが山のようにあるようです(ファイルにして50冊分)
海外の事情はわかりませんが、日本の場合、(ゲームとは限らず)様々な権利の壁で文化の保存ができないのかな、と考えさせる一日となりました。
今思えば、一時期レトロゲームファンの間で話題となった立命館大学のゲーム保存は、こういった権利絡みがクリアできないから、あまり進展ができないのでは?とも思ったり。
ところで浅野さん、こんな感じの紹介文でよろしいでしょうか?
せっかく見せていただいたレアな資料を私の駄文のせいで台無しにしては申し訳ないですから…