本日はメガドライブソフト『ザ・スーパー忍』26周年、『ぷよぷよ通』21周年です!おめでとうございます!
どちらもメガドライブを代表するような名作ですが、中でも『ザ・スーパー忍』はよく遊びましたね。難易度が高いゲームではありますが、至るところに多く設置された1UPアイテムや、練られたステージ構成のおかげで、ミスを繰り返しパターンを覚えながら進められる絶妙なゲームバランスがよかったです。おかげで中学時代は難易度ハーデストをノーコンティニューでクリアしましたが、今は無理(笑)
有名な話ですが『ザ・スーパー忍』には一部キャラを差し替えたバージョンが存在します。うちのブログで何度か扱いましたが、見分け方はパッケージ裏の「MADE IN JAPAN」の記載の有無。
秋葉原でソフトを見かけるたびにチェックをしているのですが、後期版を見るのは本当にまれです。もっとも後期版を見つけたらつい買ってしまうのでそうなかなか見られるものではありませんが(笑)
後期版が出荷された時期はわからないですが、噂になったのが1992年頃だと思います。この頃は『シャイニング・フォース』『サンダーフォースIV』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』といった話題作が多く発売され、すでに過去のゲームとなった『ザ・スーパー忍』を安いならともかく、わざわざフルプライスで買うようなモノ好きは少ないはずで、後期版は出回りが悪いレアゲーになったんでしょう。
明らかにバンパイアキラーやスラップファイトよりまず見ないし。
ところでパッケージのジョー・ムサシのイラストは千葉真一に似ていると言われたのか、海外版では別イラストに描き直されています。
並べてみると、海外版のパッケージはカッコいいなあ…
ちなみにレトロフリークで『ザ・スーパー忍』を起動させると何故か海外版名義となります(笑)
話は変わって、実家に帰省した時に、いつ買ったか実に覚えのないスーパーファミコンの『スマッシュT.V.』が発掘されました。そこでふと、オリジナルの販売元であるアクレイムといえばメガドライブコレクター泣かせのタイトルを出しているメーカーの印象が強いですが、自分にとってアクレイムの数分の一ぐらいは『スマッシュT.V.』なんですよね。
大量に出現する敵をプチプチ撃ち殺す爽快感が最高というか。
大量に敵が出現するゲームといえば、アタリの『ガントレット』を思い出しますが、あちらはどちらかというとパーティプレイを重視した作りで、爽快感だけなら『スマッシュT.V.』が上です。もっとも、どちらも違った魅力を持った傑作であることには違いがありません。
私自身もいくつか移植版を持っていて、レトロフリークにインストール済みです。
自分が持っている『スマッシュT.V.』は以下の通り。
●スーパーファミコン版(国内)
●マスターシステム版(海外のみ発売) ●メガドライブ版(海外のみ発売)
ちなみに、NES(海外ファミコン)版も所有していますが、レトロフリークでは対応していないのか、少なくとも私の機体では起動できなかったのが残念。
それ以外にも、日本では唯一のハンディゲーム機に移植されたゲームギア版も存在し、もちろん持っています。
遊び比べた感じ、ぶっちぎりでスーパーファミコン版が最高ですね。四方からわらわらと敵が出現するので、瞬時にショット方向を合わせなければ一瞬で敵にやられてしまうこともあり、A・B・X・Yボタンがショット方向に対応するスーパーファミコン版は至高の出来といえます。
また、メガドライブ版はボタンが足りない代わりに銃の方向を固定しながら移動できるなどのアレンジがなされていますが、一人用に限り1P側と2P側にスティックを用意してアーケード版感覚で遊ぶ事が可能です。
レトロフリークには対応していなかったNES版は、この中のハードでは低スペックながらも大量に出現する敵をきちんと再現していて、技術力の高さを伺える出来となっています。何が凄いかというと、処理落ちも、スプライト欠けも起こさず、それどころかショット連射も効いて、『スマッシュT.V.』ならではの撃ちまくる爽快感を損なわずに移植できたところです。不鮮明ながら音声合成も再現。ファンは必見!
残るマスターシステム版ですが、タイトルに「Super」を名乗っている割に…(以下略)
ちなみにデータイーストは日本でアーケード版を発売する予定があったそうですが、何らかの理由で中止となったそうです。
しかし、デコはタダでは引き下がりたくなかったらしく、その発表の後に発売された『ガンボール』の演出はかなり『スマッシュT.V.』を意識しているので機会があれば是非プレイしてみてください。
出回りがかなり悪いレアゲーだけど(笑)