本日はセガ販売・トレジャー開発のメガドライブソフト『エイリアンソルジャー』が発売されて21周年となります!おめでとうございます!
ぶっちゃけ何度もブログで取り扱ったタイトルなんで特に書くことはないのですが(笑)、ふとあることに気付いて手持ちのソフトの中身を確認しました。
マニアックなコレクターなら気になるアンケートハガキや商品カタログといった類が同封していないんですよね。発売日に買ったソフトにも付いていた記憶もないので、メガドラ末期になって今更ユーザーの声を聞いても無意味だとセガは判断したんでしょうかね?
『エイリアンソルジャー』以降に発売されたメガドライブソフトにも関わらず丁寧にアンケートハガキを同封していたアクレイムジャパンとは対照的です(笑)
今の中古相場はこれの有無で数万の値段差が出るんだぜ?恐ろしいだろ?
裏を返せば、律儀にアンケートハガキを送ったユーザーは数万の金を送ったことになるな(笑)
トレジャー繋がりで、昨日はプレイステーションソフト『SEGA AGES2500 ガンスターヒーローズ トレジャーボックス』が発売されて10周年でした!
こいつも発売日に買ったのですが、あれから10年も経つなんて衝撃的…。
時期的にはPS2末期のソフトですが、PS3でさえレトロゲーム機と言われているこのご時勢、十分にレトロゲームでしょうね。レトロゲーム集として発売されたゲームが、今ではそのソフト集そのものがレトロゲームとなったわけだ(笑)
なおこのソフトはメガドライブ・ゲームギア・マスターシステムで発売された『ガンスターヒーローズ』『エイリアンソルジャー』『ダイナマイトヘッディー』が収録されたソフトですが、中でも実演サンプル版『ガンスターヒーローズ』やマスターシステム版『ダイナマイトヘッディー』が収録されているのが何気に凄いと思います。
実演サンプルソフトは元々非売品なのでレアなのは当然ですが、ブラジルのみで発売されたマスターシステム版『ダイナマイトヘッディー』は現地でも入手が困難どころか、セガすらも所有していなく、まさに幻のソフトといえそうです。
私も全然手に入らなく、知人にマスターシステムの『ストリートファイターIIダッシュ』とトレードして何とか入手できた代物なんですよね。マニアからレアゲーを譲って貰うには金ではなく、同価値のレアゲーを用意するのが最も効果的という好例ですね(笑)
ところで、この『SEGA AGES2500 ガンスターヒーローズ トレジャーボックス』に収録されている欧州版『エイリアンソルジャー』ですが、PALという特性上フレームレートは50fpsですが、PS2に移植される際、NTSCに合わせてわざわざ60fpsに合わせて作り直されています。つまり、元が60fpsのソフトを50fps用に作り直して、それを60fpsに戻す大変面倒な作業が行われています。
一見ゲーム内容が同じと思いきや、一部デモの挙動が日本版と異なるため、日本版のデータを流用せず手間隙掛けて手作業で欧州版を移植したわけだから移植スタッフの情熱には頭が下がるばかりです。
そこまで気合入れて欧州版を移植したのなら、BGMの再現性を高めて欲しかったなあ…。エミュ移植にありがちな操作遅延をカバーするためにやむを得ずBGMの再現性を犠牲にしたのかも知れませんが。もっとも、BGMを再現したばかりにPS2のタイトーメモリーズみたいな操作遅延ゲーになるなら我慢できますしね(爆)