日清のカップ焼きそば「U.F.O」の新CM動画がまさかの「U.F.O仮面 ヤキソバン」の復活に、当時TVCMを観ていた人を中心に話題となっています。
当時、U.F.O.を買うと抽選でヤキソバンが主人公のスーファミソフトが当たるキャンペーンが行われたことはご存知の方も多いと思いますし、今回の復活CMでも少しだけスーファミ版のパッケージが映ってましたね(笑)
反響の高さから後に市販されましたが、肖像権の問題か、パッケージにはマイケル富岡&デイブスペクターがそれぞれのキャラを扮している写真がアニメ調のイラストに差し替えてあったり、起動画面が変更されています。
上の画像は非売品バージョンの起動画面ですが、市販版は持っていないので比較できず。すんまへん…。
肝心のゲームはベルトスクロールアクション。メガドライブで『魔王連獅子』を手がけたキッド(現在は解散した会社)によるもので。B級センス溢れる演出はまさにそのまんまの出来です。ゲームとしても、キャラがやや小さいのが気になりますが(キャプテンアメリカ・ジ・アヴェンジャーズ並みのサイズ)、概ねよく出来ています。
メガドライブの名作ソニックシリーズの生みの親である中裕司氏によるロングインタビュー。未発売メガドラタイトル『メタルランサー』の画面初公開が興味深かったですが、それ以上に末期のドリームキャストソフトはセガへのライセンス料がフリーだったのが驚きました。ご存知の通りドリキャス末期はシューティングゲームが乱発されましたが、その背景にはライセンス料が発生しなかったという、トライアングルサービスや童といった中小メーカーでもソフトを出しやすかったという敷居の低さも関係してたのかも知れませんね。
もしかしたら、今回の「新作のメガドライブソフトを発表する」という企画も、セガのライセンスの元に実現が見えてきたかも知れません。どっかの新作ファミコンソフトを「FC」と遠回りに表現しなくて済むような(笑)
詳細はリンク先を読んでもらうとして(笑)、この企画はレトロゲームファンに向けての商品らしいけど、その方向性が見えないんですよね。当人はイヤホンジャックにカートリッジに刺して遊ぶという面倒くささを売りとしているようだけど、「レトロゲーム=ファミコン時代のゲーム」としているならば、基本的に物理コントローラで操作していたゲームを、入力デバイスが異なるスマホでの操作に変更されている時点で全然レトロじゃなくなっているんですよね。レトロゲームとスマホでは相性が悪いのかも知れない。
なおこの企画はクラウドファンディングで、目標額は1,000万。締め切りは残り20日で、集まった金額はおよそ433万(43%)。第一弾タイトルが『忍者じゃじゃ丸くん』という微妙さもあって正直目標金額まで達成するのか疑問ですが、さて…(ザブングルの次回予告風に)