先日買ったスーパーファミコンの『鬼神童子ZENKI 烈闘雷伝』(ハドソン)ですが、最近再評価の流れがあるのか、この1日で購入報告がTwitterで検索するだけでも2件ありました(笑)
ゾルゲ市蔵さんのツィートによると開発元はあの『鋼』を手掛けたシーエイプロダクションだそうで、なるほどあの多彩なアクション、操作に対して瞬時に反応する操作性、超絶的に描き込まれた美麗なグラフィックは『鋼』に匹敵するクオリティなのも納得の出来です!
以前も書きましたが、『鋼』ほど難しくなく手軽に動きが多彩なアクションゲームを楽しみたいなら押さえてもいいでしょう。「ハドソンの作ったキャラゲーだから」と判断するユーザーが多いおかげで今でも安価で買えるので今のうちです(笑)
PCエンジン末期から外注に頼る事が減っていき、明らかに開発力が衰えたハドソンでしたが、シーエイプロダクションの存在はハドソンにとって大きな存在だったと思います。『ゲートオブサンダー』『ウインズオブサンダー』『バルクスラッシュ』『デカスポルタ』など、桃鉄ボンバーマン以外の後期ハドソンの良作を挙げると、だいたいがシーエイプロダクション製になりますから。
一部で「ハドソンはコナミが潰した」と言われることもありますが、結局のところどこが救いの手を差し伸べても終わってたと思います。厳しい言い方ですが自社だけで維持できるほどの開発力があの頃のハドソンには感じられませんでした。
●ソニック・ザ・ヘッジホッグ、カオスエメラルドコンプクリア!
とは言っても、レトロフリークの中断機能を使ってですが(笑)
昔、カオスエメラルド無視でのクリアは達成したのですが、カオスエメラルドを全部集めてのクリアはかなりの忍耐が必要ですね。カオスエメラルドを手に入れるにはスペシャルステージに突入しなければいけませんが、その条件がリングを50枚集めてゴールしなければいけないので、それまで敵にダメージを食らっては行けないし、少しでも加速すると前に敵がいても瞬時で判断できないし、ステージのトラップも結構シビアな箇所が多いので、これを当時クリアできた人は凄いと思います。しかもこのゲームはかなり長丁場で、しかもセーブなしなので、忙しい社会人には厳しいボリュームです(今回は中断機能を使う前提だからこそ数日掛けてクリアしました)。
それ以外だと、2作目以降に搭載されたスピンダッシュもないから、加速を上げるのに苦労したのもあります(笑) ●DOAの生みの親、板垣 伴信の会社の最新作が遂に判明!
それにしても当時話題になったスペシャルステージですが、今見てもいいですね。回転機能がないメガドライブでも回転処理ができることをアピールしたようなステージでしたが、背景がモーフィングしながら変わっていく処理も大変美しくて素晴らしいですね。このスペシャルステージ、ここもやっぱり難易度が高すぎて、せっかくリングを50枚集めてゴールできてもここで失敗すると本気でパッドを投げつけたくなります(笑)
コーエーテクモの『デッドオアアライブ』シリーズ、『NINJA GAIDEN』シリーズを代表作とし、現在、ヴァルハラゲームスタジオの代表を務める板垣さんの会社の最新作が今頃になって判明しました…
それは…
コナミデジタルエンタテイメントが誇る桃鉄シリーズ最新作『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』(任天堂)の開発元がこのヴァルハラゲームスタジオだったりします。
しかも、版権表記に社名が載ってますし。
今までの板垣作品とは斜め上方向の発表に、失礼ながらその意外性にびっくりしましたが、彼の作風である「玄人クラスの難易度調整」にならないことを祈ります(笑)
●ドラゴン・ワンが難しすぎる…
ソニックがクリアできた反面、SG-1000の『ドラゴン・ワン』(セガ)がどうしてもクリアできません。正確には一面もクリアできません!
要は『スパルタンX』『THE功夫』タイプのスクロールカンフーアクションなんですが、単なる攻撃ボタンを連打するだけでは雑魚が倒せないどころか、向こうからの反撃が的確すぎて上の階に辿り着く事ができません。過去に一度、もう20年以上前ですが奇跡的に一面をクリアしたことがありますが、今思えばよくクリアできたな当時の自分(汗)
ちなみにこのゲームは高校在学時に友人からいただいたソフトだったりします。
高校一年生(1993年)の話ですが、クラスの一部で帰宅途中で途中下車してゲームショップ探索して、誰もが知らない安くてマイナーな良作を見つけてくるのがブームでした。それは当時の旧機種も含めるので、ある意味で早すぎたレトロゲームブームだったともいえます(笑)
その流れでカワバタくん(仮名)が某所のビスコでマスターシステム本体が780円で売られていたという情報を聞いて、駆けつけて購入しました。この時期はスーパーファミコンやPCエンジンやメガドライブの全盛期時代で、辛うじてファミコンソフトは買えるものの、マスターシステムが買える店は地元では皆無だったので、この情報はかなり有難かったです。その購入祝い(?)としてそのカワバタくんから頂いたのがこの『ドラゴン・ワン』でした。今思えば人から貰っておきながら、「こんなク●ゲーくれやがって!」と思わなくもないですが、今改めて遊んでもやっぱ微妙だったのでさっきの話は撤回しない(爆)