先日の日曜放映のテレビ朝日のクイズ番組『パネルクイズ アタック25』で、スクウェア・エニックスの『ポートピア連続殺人事件』の作者を当てるクイズが出題され、突然の展開(?)にびっくりしました(笑)。
長年ゲームやってると「ドラクエの作者でもあるし誰でもわかるでしょ、犯人がヤスということも含めて」と思ったりもしましたが、解答者は答えられなかったのを見ると、ゲーマーと一般人の温度差を感じました。まあドラクエと違ってポートピアのリメイクはガラケーが最後だし知らなくて当然か。
●ヤフオクでPOWERロードランナーの遊び方シートが高額で取引される
元がローソンで30円で買えた物が60,155円で落札されたのを見ると、レトロゲーム関連が高額されている今となっては驚きはしないものの当時頑張って買えばよかったな、と思ったり。まあ、ローソンとしても各店で遊び方シートをストックしてなかったせいか、各ソフトの書き換えサービスが開始された直後に手に入れないと品切れを起こしてるのがザラでしたし、実際私も買いそびれたのも多かったです。任天堂もそれを察して当時の公式HPでは遊び方シートのPDFを配布してたのですが…。
今回の『POWERロードランナー』(任天堂)はそういった事情の他に、権利元のライセンスを得て作られたタイトルなので書き換え期間が短く、SFメモリーカートリッジ版でさえ手に入れにくいのに、その遊び方シートの入手難易度の高さは納得はいきます。しかも今回の出品物は折り目がないのが大きいですよね!
●ファミ通2/16掲載の無慈悲な8bit
スタッフが予算や時間を掛けて作られたゲームがSNSやAmazonで酷評されて悲しくなったというお話。漫画にも描かれている通り、確かに一部のレビューは醜い罵倒や荒らし紛いの内容もあります。私自身もゲームを批判できるのは正規にソフトを購入した人間だけという考えです。
しかし、開発側の内情をラーメン屋で例えるのは疑問だし、開発者の子供をダシにして情けを訴えるような内容がどうしても受け付けません。クリエイターが情けを掛けるようになったら終りだし、終盤のコマの「悪く言うなとはいいません」が言い訳ぽく聞こえるんですよね。ゲームが売れなくて開発者の家族が路頭に迷う事も確かにあるかも知れない。だけど、そんなのはユーザーが知る由もないし、情けだけでゲームが売れるならば倒産するゲームメーカーなんてなかったわけで。しかもこれがメーカーの広告収入でまかなっているゲーム雑誌に掲載されているのも色々と考えさせられる。逆にユーザーは汗水たらして稼いで買っていることを忘れないで欲しいし、子供がお小遣いを貯めてやっとの思いで買ったゲームがアレでも開発者の家族のために不満を漏らすなと?開発者の子供とユーザーの子供の違いって何?
そうそう、ここで「過去のファミ通のクロスレビューで評価された●●の点数が納得しない!」という話はここではなしの方向で。言いたいことありすぎてキリないし(笑)