先日の秋葉原探索でゲットした戦利品
・パワーレンジャー（GG裸） …1,500円
・テグザーファミコン版チラシ …1,480円
地味に掘り出し物って感じなんですが（笑）、特に電友社時代のスクウェア・エニックス初のコンシューマソフト『テグザー』のチラシをBEEPでゲットできたのが嬉しい。もちろんオリジナルのPC版の原作者であるゲームアーツの表記はこのチラシにもあるんだけれど、なぜか商品版パッケージにはどこにもゲームアーツの記載がないという…（汗）
そしてオリジナルが出ておよそ20年後にスクウェア・エニックスからPSPでリメイク版が出たのですが、中途半端に今風にリメイクされたのが仇となり、PC版の時点では派手な画面もリメイク版ではかなり地味な印象で、いかにも低予算で作ったのがわかる安っぽい出来でした。だからその時代に合わせてリメイクしたという意味で、メガドライブ版『アリシアドラグーン』は大胆にキャラを戦闘ロボットから女の子に、世界観をファンタジーに変更された完全新作として発売されたのが（成功したかどうかはともかく）納得です。当時はよく出来たゲームでも、それが今の世代の人間に通じるかは微妙だから大胆に路線を変更したんでしょう。少なくとも完全移植だったらフルプライスで売れる内容じゃないし、テグザーファンでも「アリシアではなくテグザーだったら売れてた」という意見を今ならともかく、少なくとも当時は2ちゃんやSNSでも聞かなかったですし…（当たり前）。そもそもPC版自体、技術面で見れば8方向スクロールと綺麗で長いレーザーが売りだったのに、それが当たり前に表現できる時代に見せられても若い子には感動はないだろう…というのもありますが（笑）
『パワーレンジャー』は対戦格闘ゲーム風アクションゲーム。![イメージ 3]()
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各ステージの演出上、ボスの登場タイミングが前後しますが、実際のスーパー戦隊シリーズの番組の流れのように、ザコ戦→ボス戦→巨大ロボット戦の流れで進むアクションゲームで、序盤のザコ戦は一人一人しか登場しないのでザコをなぎ倒すような爽快感はないですが、それでもキャラの動きは豊富だし、きちんと派手な必殺技も使えるので、キャラクターモノアクションとしてはかなり秀逸な出来ではないでしょうか？
秋葉原のレトロ洋ゲーアクションは中古でもそこそこの値段はしますが、このクオリティの日本未発売タイトルが裸とはいえ1,500円はお買い得でした。決して日本での中古の出回りが良くないのに（というか初めて見た）、この価格設定にしてくれた家電のケンちゃんには感謝です！
そういえばBEEPの店員さんに、以前より気になってた、ゴールデンウィーク時に入荷された豪州マスターシステム版『パワーストライクII』（M2）の販売価格を聞いてみたら…
レジ担当者は詳しくは覚えていないといってましたが、3～4万だったそうです。
店頭に並ぶ前日（その時はまだいつ店頭に並ぶか聞かされてなかった）、4万持って店員さんに交渉をしたのですが、「値段をまだ決めていない」と断られたんですよね。お店のルールなので断られるのは仕方ないですが、指をくわえて待つのが嫌だったので店員さんにダメ元でお願いしたという…（小林社長すみません）。
後日、じろのすけさん情報によると、入荷と同時に売れた（その日の昼には店頭から消えてた）そうで、そりゃBEEPでそんなタダみたいな金額じゃ一瞬で売れますよ（笑）
●幻の国産シューティングゲーム、ミカドで稼働！
シューティングゲームの雄、コナミデジタルエンタテイメント（当時はハドソン）のアーケードシューティング『スターソルジャー バニシングアース』が高田馬場にあるゲーセン、ミカドの2階にて稼働だそうです！![イメージ 7]()
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このタイトル、過去に一度秋葉原のHeyで見て以来、一度も見たことがないゲームで、周りでもアーケード版のプレイ報告をほぼ聞かないんですよね（ツインビーコレクターのおばをさんぐらいか）。
このゲームのプロデュースしたのはあの高橋名人ですが、当時の煽りが凄い。
シューティングが売れなくなった事情が書かれ、その解がバニシングアースにあるはずなのですが…全然売れてないじゃないですかッ！
まあこれはあくまで宣伝文句でしかなく、後に高橋名人が失敗作と語ってた上に、本作のメカなどのデザインをした某R氏もクソゲーと言わしめるほどの怪作に仕上がったのだから、手掛けた本人たちさえ面白くないといっているのにプレイヤーである我々が面白いと思うはずがないじゃないか！（笑）
某Ｒ氏曰く、企画者がタイトーのレイシリーズやダライアスシリーズのパクることしか頭になかった志の低い作品と言ってましたが、メカデザインや音楽は文句なしで秀逸で、素材が一流なのに、料理するのに失敗した惜しい作品と言えそうです。というか、せっかく撃ちまくりの爽快感を重視した作りなのに、フレームレートが30fpsのせいで全体的にもっさりとして気持ちよさが半減になったのが残念。まあフレームレートが改善されたとしても売れてないだろうなあ…