NintendoSwitchソフト、昨日でトータル購入本数が70タイトルに達しました。本体発売から半年足らずでここまで揃えたのは自分の中では快挙です。中には「どうせ(価格が安い)アケアカネオジオで数を稼いでるんじゃね?」と突っ込まれそうですが、それを抜きとしても40は買ってますからね(笑)
先日購入したのは
・ソニックマニア(セガ)
・アケアカNEOGEO マジシャンロード(ハムスター)
久々の2Dソニックの新作となる『ソニックマニア』、まだ少ししかやってないのですが過去作のダイジェストに新作ステージを加えた作りが、歴代2Dソニックを遊んできた身としてはなかなか熱いですね。あまり遊んでないのでコメントは控えますが、ソニック1ステージにはなんとドリームズカムトゥルーの中村正人氏が作曲したBGMが使われているのには少し感動しました。これが完全移植が求められるバーチャルコンソールならばわかるけど、新作タイトルとして再起用とは(改めて中村氏との契約に手間や予算が掛かると考えれば)このゲーム意外と気合が入っているな。これが日本発のプロジェクトだったら事情は変わりそうだけれど…やる気あるクリエイターはいても、新作2Dアクションに金を出す上層部が今のゲームメーカーに任天堂を含めてどれだけいるのか?(汗)
●ゲオのセール
定期的に行われているゲオのセールですが、今回はプレイステーション3ソフト『メタルギアソリッドV ザ・ファントムペイン(以下:MGSVTPP)』(コナミ)を購入しました!小島監督のコナミでの最終作として有名ですね。
さっそく遊んでみたけれど凄い出来ですね…最新ハードであるプレイステーション4のソフトを、十数年前に発売された非力なクラシックハード(今の小学生にとってPS3はパパやお兄ちゃんがやってた・持ってた以外で持っている例は滅多にいないぐらいは化石ハード)でこれだけのクオリティで再現させえるなんて、まさに職人芸がなせるワザです!
グラフィックや解像度に関しては目を細めればプレステ4版と見分けが付かないクオリティだし、フレームレートの粗さは想像力で十分に補えるし(エグゼドエグゼスのAC版とFC版とのフレームレートの違いを思えば大したことない)、そのフレームレートが粗い(PS4版の半分以下)ながらも操作遅延もなければプレイ感覚はPS4版のままだし、(PS4版と比べて)気になる読み込みの長さもこれだけのクオリティを維持しながらオープンワールドを実現させたのならば我慢できるレベルです。PS4版との劣化部分はレトロゲームとしての味だと思ってプレイすべし!
非力なマシーンへの移植で自分の中の記憶に残っているのは、移植ゲーで有名なエムツーさんがかつて手掛けたゲームギア版『ガンスターヒーローズ』(セガ)で、元のメガドライブよりも性能差の激しいゲームギアへの移植ながらもオリジナルの良さを遜色なしに移植した素晴らしい出来でしたが、今回のコナミのMGSVTPPのPS3への移植はそんなエムツークオリティを彷彿させる出来です!!ハード性能差というハンディキャップを作り手の職人芸によって乗り越えたその完成度、まさにPS3版は作り手のMGSVTPP愛がひしひしと伝わるゲームなんですッ!!!
製造・アフターサービスが終了したハードへのソフト供給といえば近年では『改造町人シュビビンマンZERO』『NEO平安京エイリアン』のコロンバスサークルが有名ですが、そんなクラシックなハードでこれだけの超大作を出してしまったコナミは狂っているとしか思えません!余計なお世話だけど採算合わないんだろうなあ、当のハードメーカーのソニーでさえも某トリコの例を出すまでも無く早々にPS3を見限ったぐらいだし(汗)
あれ?数ヶ月前の日経新聞の記事だと元コナミ社員は元コナミ社員と語ってはいけないと書いてあったけれど、あれは一体なんだったんだろうか?またしても日経のゲーム記事をあてにしてはいけない例を作ってしまったね!
インタビューによると著作権はゲームを作った人に帰属するべきだ!という発言があるけれど、発明や研究といった分野ならともかく、ゲームは多くの人間が手掛けているものだし、その金の出所はその企業だし、難しい問題だろうな…。実際に、製作者に著作権を帰属したばかりに復刻ができないゲームが山ほどあるという事実もあるわけで…旧エニックス作品とか。
それはそうとして、原作者でありながら小島監督がメタルギアの新作を出せる可能性は今後はゼロに近くなってしまいましたが、同じく原作者でありながらサクラ大戦の著作権者から外されたどころか公式ホームページでは名前さえも表記されないほどの黒歴史扱いにされたレッドエンタテイメント(当時はレッドカンパニー)を見ると、
こんなところでもセガは(四捨五入して)10年早かった…