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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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メガドラ唯一の将棋ソフト

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コメント欄への書き込みの要望で今回取り扱うソフトは魔法社(当時はホームデータ)のメガドライブソフト『将棋の星』
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先週末にたまたま帰省する機会があったので、実家で発掘したこのソフトをこれを機に本作について書きたいと思います。私自身、将棋のルールこそは知っていても如何せん弱いのでレビューは書けず、あくまでパッケージの基本情報だけにとどめておきます。ご了承ください。
 
 
タイトルからわかる通り、原作:梶原一騎、作画:川崎のぼるの伝説的スポコンコミック『巨人の星』のパロディの将棋ゲームですが、この手のパロディゲームはわかる人にはわかる程度の表現をする中、本作では直球的にタイトル表示時になんと巨人の星の主題歌である「ゆけゆけ飛雄馬」のBGMが流れます。
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当然、JASRACに申請しての使用ですが、定価に影響を受けかねないのによくやるよな…といったところでしょうか。版権モノキャラゲーならともかく、オリジナル新作でJASRAC管理曲を使うなんて今からすればなんてバブリーな…
 
 
そして説明書。
まず始めにプロローグとなる漫画が数ページに渡って掲載されてますが、
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正直いって下手すぎ。絵が下手なのはともかくとして、当時としても絶望的に寒すぎるギャグがかなり痛い…(レベルが親父ギャグ以下)
高い金出してJASRAC管理曲を使うぐらいならばこっちも金掛けて見栄えの良い漫画を掲載してくれれば…と思ったりもするのですが、まあ説明書なんて何度も読まない人が多いからこれでもいいのかな?
 
 
アイテムの説明
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もはや将棋ゲームであることを放棄しているようなアイテム群ですが、中でも実質台を180度回転させるアイテムはチートにもほどがありすぎる…コンピュータ戦メインのゲームだから成り立つんでしょうけれど、対人戦だったら喧嘩に発展するよな(汗)
 
 
そして技についての説明。
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技の使用方法はアイテムと同様ですが、技の効果はシークレット扱いになってます。なってますが、まともな将棋じゃなくなる技というのは目に見えてわかる(笑)
 
ソフトを起動させるのが面倒なので記事はここまでにしますが(すみません)、今回の記事を書くにあたってweb検索したんだけれど本作をまともに取り扱ったサイトってほとんどないんですね。メガドライブには将棋ソフトがこれ一本しかないことから想像すると、書いたところでニーズが一切ないんでしょうね。メガドライブに将棋ソフトがこれ一本な時点でお察しなんですが。明らかにユーザー層が違うのによく企画が通ったなあ。
 
ちなみにセガハード全体でも初の将棋ゲームでもあります(詰将棋除く)

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