先日の連休の日曜、連れと一緒に六本木ヒルズで開催のジャンプ50周年展に行ってきたので軽くレポート。当日秋葉原ではMI68やってたのですが、連れと一緒に行くタイミングがこの日しかなかったので断念。それに今やっている創刊~80年代の展示は今月15日までなのでこちらに行く事に。あるきちさん(MI68主催者)次は行きますのでよろしくお願いします(汗)
それにしても六本木って大井町から行くの大変だよなあ。乗換えが2回もあるし、地下鉄の通路は狭っくるしい上に臭いが独特すぎて受け付けられないし、六本木まで通勤している人はすごい…通勤といえる通勤をまともにしたことがない人間がいえたこと無いですが(爆)
会場内は撮影禁止なので文章説明とさせていただきますが、ジャンプ創刊からの89年までの歴史が作品解説や原画、関連グッズを通してわかりやすく展示されているのが好印象でした。89年までの作品だけでも数百に及ぶ膨大な数で、大きくスペースを取っている作品はジャンプ作品の中でも超ヒット作品に限られていますが、その時代を代表する作品でもあるので、そこは文句はありません。
生原稿が見られたのも大きな収穫ですが、冨樫義博先生が見た瞬間、作画面で自信を失ったといわれる萩原一至先生の『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』の超絶美麗な生原稿の裏にはホワイトによる修正が多数見られたり、迷いが無いペン入れとスクリーントーンに頼らない白と黒のバランスが美しい鳥山明先生の生原稿の完成度など、読者にとっては印刷されたものしか見ることができない原稿一つとってもここまで性格が出るものかと感動。
というか、古くは永井豪先生の『ハレンチ学園』や本宮ひろ志先生の『男一匹ガキ大将』の原稿が50年経った今でも状態維持も含めてきちんと保管されているのは凄いですね。反面、創刊号に掲載され、その創刊号の表紙を飾った梅本さちお先生の『くじら大吾』の原稿はなかったのか当時のジャンプからの展示でした。今の作品の多くはデジタル入稿なので生原稿と言われてもピンと来ない世代が将来出てきそうです(笑)
その他、そして手塚治虫御大がジャンプで作品を発表してた過去を初めて知ったり(手塚先生はむしろチャンピオンのイメージ)、永井豪先生の『マジンガーZ』に至っては大人の事情か全く触れられていませんでしたのも発見ポイントでした(汗)
なお展示内容の雰囲気は会場内で販売されている図録でフォローしているので機会があれば是非。
3,600円とやや高額ですが、大きくてしっかりした紙質で、しかもボリュームも申し分なし。ジャンプに掲載されたレジェンド作家のインタビューも再掲されて満足度が高いです。特に本宮ひろ志先生がジャンプについて語るなんて近年では珍しいと思います。
会場を出てすぐにあるコラボカフェで食事することに。
1,680円という高価なので一つしか頼まなかったのですが、連れはドラゴンボール
自分はキン肉マンを注文しました。キン肉マンの方の具はキン肉マンの好物である牛丼の具みたいな感じで、直接手で食べようとすると崩れて中身の具が落ちてしまうという…(汗)
仕方ないのでナイフとフォークで食べたのですが、ハンバーガーをナイフ・フォークで食べるなんて過去に高級バーガーを食べた一度だけですよ!(笑)
ちなみにトサカの部分まで食べることができ、中身はエビセンでした。見た目ダンボールっぽかったけど(笑)
レポートを書いたものの、全然ジャンプ展の魅力が伝わない内容となってしまいましたが(汗)、80年代の小学生時代をジャンプ作品で過ごした私(正直云うとコミックよりもアニメ派でしたが)にとっては胸を熱くさせる内容でした。繰り返しになりますが、創刊~80年代編は今月15日までなので興味ある方はお早めに!