元ゲーメスト編集長・石井ぜんじ氏による電子書籍VEをドルキンで107円で購入。
あまりにもボリュームがあるのでまだ途中しか読んでないけれど、ゲームリパブリック代表取締役社長・岡本吉起氏のロングインタビューが面白い。
岡本氏がかつて在籍していたコナミやカプコン時代の華やかな話、独立したものの経営が上手くいかず多額の赤字を抱えてしまったどん底な時代の話、それからミクシィと組んだモンスターストライクがスマホゲーでトップの売り上げを叩き出したりと、波乱万丈なゲーム人生を圧倒的なボリュームで語られ読み応えあり。
特に岡本氏のゲームにおけるチュートリアルの考え方が共感できて、ゲーム歴が長い人にとって説明が長くかったるくなりがちなチュートリアルを、ゲームの中で自然に遊び方を覚えさせる手法はさすがかつて短時間で遊ばせることを前提としたアーケードゲームをやってきたことが生かされていると思います。あの直感で遊べて、しかもはじく気持ちよさをスマホの操作性で実現したのも、コンシューマ派の人にも評価されているのも納得。スマホでコンシューマゲームのような操作性を実現できないならば、スマホならではの操作性を追求すればいいという考えも、長年クリエイターをやってきただけのことはありますね。
しかし小規模なソーシャルゲームでも開発費が8~10億と聞くと、小さなメーカーじゃ参入できなくなったなあ。比べてもしょうもないけれどゲームアーツの大作RPG『グランディア』がゲーム批評の記事で7億とあったので、世の中にある生まれては消えていくソーシャルゲームの多くがサターンプレステ時代の大作ゲーム以上の開発費を投入してると思うと厳しい世の中になったなあ。
●NintendoSwitchソフト「ベヨネッタ3」発表
発売日はまだ未定だけれど、それにあわせて前2作をNintendoSwitchで2/17に発売される模様。
WiiU買ったら買う予定だったベヨネッタ2がSwitchに出ると知った以上、WiiUを買う理由の1/3ぐらいは減った。あとは#FEとゼノブレイドクロスがSwitchに出てくれればもうWiiUは要らないんだけれど、移植されたら移植で遊ぶ時間が確保できるかが問題だな(汗)
ところでYahoo!で「ベヨネッタ3」と検索すると…
PS4にベヨネッタ3を求める声が多いことから他機種ユーザーからも注目されるほどのビッグタイトルなのもわかる。
遊びたいならSwitch買えばいいと片付ければそれでいいんだけれど、ベヨネッタシリーズの経緯を知らない一般的なユーザーなんてそんなものだろうし、なによりも遊びたいゲームが出るたびに数万もするハードを毎度買うのはマニアぐらいで一般的なことじゃないから仕方ないのかな…と思うようにしている、しているんだけどデベロッパーでしかないプラチナゲームズの神谷さんに文句言うのはやめて!(汗)
●「ストリートファイター」シリーズ30周年タイトル「Street Fighter 30th Anniversary Collection」,2018年5月に海外向けに発売決定
プラットホームはPC、PS4、XboxOne、NintendoSwitchで、なんと初代ストリートファイターからストリートファイターIII3rdインパクトまでのナンバリング、さらにアルファ(ZERO)シリーズ全て収録された決定盤!自分の世代(現在40歳前後)の人にはここら辺のタイトルが青春だったという人は多いかと思います。
現在、海外向けの発表だけだけれど、先日のロックマン11も最初に海外で発表されてその数時間後に日本版の発表もあったからこちらも期待したいですね。
…とはいってもロックマンは日本のゲームだから日本でも出るのは当然だとしても、ストリートファイターシリーズは(昔はともかく今では)アメリカのゲームだから油断できん(汗)