●PCエンジン版『ダーウィン4078』の数奇な運命
噂のみ話を聞くPCエンジン未発売タイトル『ダーウィン4078』についての記事。
原作はデータイーストの同名アーケードゲームだけど、なぜ自社の作品じゃなくて他社のゲームをブレッドボードのテストに使われたんだろうか?(そして何故MSX2にも移植したのか?)
ハドソンと同じ札幌にある会社繋がりで親交があったからとか(デコは札幌にも会社があった)、1990年前後のデータイーストのアーケード基板(ブラッディウルフやトリオザパンチなど)の多くにPCエンジンと同じCPUであるHu6280が採用されたのと関係あるのか、色々と想像してたんだけれど、
記事を読む限りだとハドソンに好きな人がいたのが真相みたい(笑)
個人的にこの記事に注目したいのは、ハドソンがかつて手掛けたファミコンソフト『新人類』(リコーエレメックス)と『ダーウィン4078』の関連性。
『新人類』はパワーアップすると長州力に変身して自身の分身(?)で攻撃するんだけれど、
これって『ダーウィン4078』のブラックディームのオマージュだったんですね!
実は以前からうちの職場のゲームに詳しい同僚との話でも似ているな…と話をしてたので、ハドソン関係者からそういう発言をしているのを見てちょっと嬉しい。
また一つファミコン界のトリビアが生まれた!(大袈裟)
…ところでうちの職場の若い連中に長州力について聞いてみたら
「長州小力じゃないんですか?」
と返されてしまった…
●BEMANI特許
画像は東方発表会のプレゼン画像なんだけれど、特許のせいで他社は迷惑しているような書き方をしているのは腹立つよなあ。言ってしまえよコナミが嫌いだって(笑)
これに限らず業界の常識として新しい画期的なゲームシステムを作れば特許を取るのは当たり前の事だし、韓国の『DJMAX』はむしろ訴えられて当然レベルのゲームだったけれど結果的に和解して正規に販売されたし、コナミが容赦なく訴えた話は過去であり今は目立ってやってないのに今さら触れているとか、他社から特許に接触しないで作られた音ゲーがヒットしているとか、今の音ゲーの現状知っていればこんなことは書かないだろうし、この資料を作った人間の程度が知れているよ。
特許が切れたことで業界に変化が起きると有難がっている人はmaimaiとかグルコスとかチュウニとかミクとか太鼓とか知らないのかな…と。そしてその特許がその他の音ゲーのシステムに合うかどうかはまた別問題だし、当のコナミもその特許に関係ない音ゲーを出しているわけで(キネクトのダンスゲーなど)、そこまで影響力はないと思うんだよね。ビーマニ特許を侵害してたといわれるDJMAXがコナミとの和解後に発展したかといわれると微妙だし、そもそもゲーセンが相次いで閉店している世の中において今さらビーマニのコピーゲームを作るほど元気のあるメーカーがどれだけあるのか疑問だけどね(汗)
●ポケモンジェネレーションギャップ
ネットで見たんだけれど、今の小学生に昔のポケモンは白黒(画面)だったと言ったら
「知っている(ニンテンドーDSの)ポケモンブラックホワイトの事でしょ?」
と返答されたらしい…。
確かにDS世代のゲームでも彼らにとっては生まれる前のゲームだから昔のゲームと言われても当然だけれど、それでもタイトル名と勘違いしてしまう発想はなかった(笑)
●センチメンタルグラフティ20周年プロジェクト始動!?
今は亡きNECインターチャネルが発売したセガサターンソフト『センチメンタルグラフティ』が発売されて20年経ったタイミングに20周年プロジェクトが企画中とTwitter公式アカウントよりツィートがあったけれど、最後に続編やらアニメ化などのメディアでの動きがあった時から少なくとも10年以上経っているだけに、今の若い子が知っているとは思えない(汗)
ソフト発売日前から、現役高校生である主人公が学校に通いつつ日本全国に住んでいる女の子に会いに行くという設定の無茶さを見てこれをゲームにするのは難しいのでは?と思って、実際に買って遊んだら予想通りの出来だったんだけれど(汗)、何よりもギャルゲーの命であるグラフィックが微妙すぎるんだよな…。
今のギャルゲーしか知らない人から見ると不思議に思うかも知れないけれど、キャラクターデザイナーの甲斐智久氏の原画をゲーム中に使わず、安っぽいセル画調のグラフィックでゲンナリしたんですよね。プロデューサーの多部田氏も惚れたという甲斐氏のキャラクターが発表されたと同時に一気に前評判が上がり、先行販売されたセガサターンの『センチメンタルグラフティ ファーストウインドウ』が定価の6倍以上のプレミアが付くほどの人気だったのに、実際に発売された本編がこれじゃ…しかも、ギャルゲーが大量生産されたセガサターン末期でこれは厳しいだろ…。
それでも、ライバルハードであったプレイステーションに押されていた時代でサターンで30万本も売れたのだから商業的には成功だったんだろうな(汗)
しかし、各キャラを演じた声優さんは当時20歳だとすると、今は…
ということを思ってはいけない(爆)