先日ヤフオクで手に入れたコナミのスーファミソフト『NBA実況バスケットウイニングダンク』をやってみたんだけれど、
バスケゲームはよく知らないけれど、よくできているねコレ!
ヒューマンの『スーパーフォーメーションサッカー』みたいな3D視点のバスケなんだけれど、選手の拡大縮小が自然な上、何よりも大きなサイズの選手をこれだけ出しても処理が重くならない辺りにコナミの技術力の高さを伺わせる。
最近色々とスーファミのスポーツゲームに触れているけれど、スーファミ末期はコナミが抜きん出ているなあ。リアルタイムの実況といい、見た目のグラフィックといい、ユーザーに惹きつける魅力がある。
逆にヒューマンは見た目は地味だけど、マニアックな方向で頑張っている感じ。スーマーなんとかマッチテニスのことは忘れてくれ(爆)
ついでに同じくコナミのゲームアドバンスソフト『クラッシュバンディクーアドバンス』を久々にプレイ。
思い出の中以上にまんまスーパードンキーコングだな!
コナミが出す任天堂ハード向けタイトルは任天堂タイトルにそっくりなゲームが多い印象だけれど(ワイワイレーシングやとんがりボウシなど)、これも例にもれずそんな感じ。さすが、元のゲームが出来が良いだけに、こっちも良くできているけれど(笑)
BEEPさんの記事だけれど、1995年に製造されたといわれる1CHIP型スーファミはグラフィックの滲みが少なく、高音質とのこと。こんな説明をしたところで、ここのブログを読んでいる人には説明不要と思うけれど(汗)
記事では分解した300台中6台(全体の2%)が1CHIPとのことだけれど、当時の感覚からするとこの割合はむしろかなり多く感じる。
この頃は次世代ハードと言われたセガサターンやプレイステーションがすでに出ていたので新規ユーザーが敢えてスーファミを買うとは思えなくて、(その時点での)次世代ハードにはなかった低年齢層向けにニーズがあったか、それとも既存ユーザーが予備として買ったんだろうなあ…。あるいは懐古趣味の人間がスーファミのドット絵のクラシックでレトロな味を味わいたくて買ったのか?
少なくとも1CHIP目的で買った人の話は1995年当時全く聞かなかった。
当時を知らない若い子には
「1995年当時はまだスーファミで新作ソフトが出てたからレトロと呼ぶには早すぎる」
と反論されそうだけれど、その翌年に発行されたレトロゲーム専門雑誌『ユーズドゲームズ』(キルタイムコミュニケーション)ではスーファミは既にレトロゲーム扱いだったし、それに対する反論もないどころか読者のほとんどがそれを受け入れられたので、当時の感覚だとスーファミはすでに昔のハードという印象。そんなレトロハードを安いならともかく、定価で買うかといわれたらちょっと度量がいるでしょ、という話。
そして、その1CHIPスーファミが出たしばらくした後に廉価版であるスーパーファミコンJr.が発売されたから製造期間の短さも含めてこの1CHIPスーファミの製造台数は少ないんだろうなあ。
●The麻雀 闘牌伝
ビデオシステムのスーファミ用麻雀ゲームで、上の画像はヤフオクから拝借したものなんだけれど、麻雀ゲームにもパッケージやカートリッジラベル違いがあるなんて知らなかった…周りにはアクション、シューティング、RPG好きは多いけれど、テーブル系は詳しくない人ばかりなので知識が疎いんですよね。ゲームの中身まで違いがあるのかはわからないけれど、パッケージを変えて再販するということは当然コストが掛かるわけで、ビデオシステムにとってコストを掛けるまでの価値がこのソフトにはあったんだろうな…。
しかし、バージョン違いセットで出品するなんてやたらマニアックな出品者だな…(笑)