ゴールデンウィークとは無縁な生活ながらも一応は秋葉原に行ってるんだけど、今回はきちんと目的があって秋葉原に。
目的地はレトロアーケードのメッカ、ナツゲーミュージアム!
目的のタイトルはこれ!
ナムコの幻のアーケードゲーム『ナバロン』!!!
ナムコ黄金期と言われる80年代タイトルでありながら、オールアバウトナムコといったナムコ関連書籍にはタイトルが掲載されていないどころか、ナムコ自身も黒歴史にしたかったのか『ドラゴンスピリット』のエンディングのみ存在を語られたことを見たことがない、まさにマニアにしかタイトルが知られていないゲームだけど、遂に生で触れることができると聞いて
そりゃナツゲーに走る以外はないでしょ!
ゲーム内容は、自機を画面左右と画面下部を左右に動かしながら城壁内のドットや○を全て破壊するのが目的の固定画面シューティング。画面サイドにいる時は上下に移動だけど、レバー操作は左右で動かすので慣れないと混乱するかも?(汗)
タイトル画面を見ると1980年となってるけど、その前年は同社が『ギャラクシアン』を、同年には『パックマン』が出ていることを考慮すると、同時期にカラフルなゲームが出た後にこのモノクロなグラフィックじゃ見た目が地味かな?
幻ながらも当時プレイしたという報告も若干ながら聞くので、一部の直営店での稼働か、もしくはロケテストだけで終わった可能性もあるけど、やってみて幻になった理由がわからなくもない。決してつまらないゲームじゃないけど、凄いゲームを連発してた時代のナムコとは思えない出来だもの。
ただそれは当時の評価かも知れないけど、どんな理由であれマニアの間でしか知られていなかった幻のゲームが実際に遊べたという事実はそれに勝る感動だったのは言うまでもない(笑)
ちなみに2回プレイし、初回は2面、2回目は4面まで行けました。それにしてもナツゲーはどこからこんなレアな基板を見つけてきたんだろうか?
VS.プロ野球ファミリースタジアム
VSシステム基板とあって、ファミコン版をそのまま逆移植した内容。一回だけ遊んだけど、一回裏で2点取られて強制的にコールド負けにされたんだけど、いくらインカム対策だからといってゲームセットになるの早すぎ!(笑)
ちなみに筐体裏側は『VS.スターラスター』が稼働されてました。
タンクバタリアン
実はファミコンに移植された『バトルシティ』の方はやったことがあるけど、オリジナル版をプレイするは初めて。これってスプライトを使ってないのか動きがガクガクする。スプライトを使用したファミコン版のようなキビキビした操作性じゃないせいか、そこで難易度が上がっている感じだけど、今回のプレイでうっかりして司令部を破壊されてゲームオーバー(汗)
リッジレーサー2
実は当時あまり遊んだ記憶がないけれど、続編『レイブレーサー』の影響か、稼働期間が短かったんだろうなあ。
サンダーセプター
立体視に対応したIIではなく初期版。
実は今回初めてプレイしたけれど、
後に出たHAL研究所のハイパーゾーンまんまじゃん!
よくHAL研はナムコに叱られなかったなあ…(余計なお世話)
『ハイパーゾーン』で思い出したけど、最近の解析でファミコンの3Dシステムに対応させる痕跡が基板から判明されたけど、そこも含めて『3DサンダーセプターII』をインスパイアしてたんだろうなあ…80年代、HAL研はナムコのライセンスを得てPCにナムコゲーを移植した実績もあるし、無関係じゃない…のかな?
ナムコ作品は他にも、『ワープ&ワープ』『F/A』『パックマン』『クエスター』『ボスコニアン』『ゼビウス3D/G』『てんこもりシューティング』などなど…
半数以上は移植に恵まれないタイトルが占め、まさにナツゲー版ナムコミュージアムという感じで熱い!ゴールデンウィークはないけど、貴重なアーケード作品を多く触れることができ、充実した一日を過ごせて満足…かな?