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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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あべしを取ってパワーアップ

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収録タイトルはリンク先を見てもらうとして、まさか版権的に復刻が難しいであろうキャラゲーを20タイトル収録したミニファミコンが出るとは…。
この手の復刻は大抵、バンダイ(バンダイナムコエンタテイメント)の作品のみで完結しがちだけど。
 
・北斗の拳(東映動画)
・北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝(東映動画)
・キャプテン翼(コーエーテクモゲームス)
・キャプテン翼2 スーパートライカー(コーエーテクモゲームス)
・赤龍王(サン電子)
・暗黒神話 ヤマトタケル伝説(東京書籍)
・天地を喰らう(カプコン)
 
と、バンナム以外のタイトルが収録してあるのは驚いた。
 
てか、この手のソフトで80年代でジャンプから離れていった本宮ひろ志原作のファミコンソフトが2作品(赤龍王、天地を喰らう)も収録されているなんてちょっと意外だけど、ジャンプゲーだけで20タイトルとなると枠が埋まらない事情もあるんだろう。それをいったらこの中で70年代と最も最古のジャンプ作品である諸星大二郎原作の『暗黒神話 ヤマトタケル伝説』そうなるけど。まあ収録バランスを考えるとさすがに鳥山明原作の『ドラゴンボール』シリーズで埋めるわけもいかないし(笑)
 
鳥山先生といえば『ドラゴンクエスト』(スクウェア・エニックス)が収録されているのが疑問だけど、ジャンプがきっかけで動いた企画と思えばこれはこれでありなのかな?ドラクエのスタッフロールにはジャンプ編集のマシリトの名前がクレジットされているし、ドラクエの生みの親の堀井雄二さんもジャンプでライターやってた繋がりもあるし、そもそもがジャンプのコーナーの一つであったファミコン神拳の面子が多く関わっているし。
 
 
意外とファミコンでジャンプ作品が出てないのもあって、原作が重複するタイトルが収録される中(ドラゴンボール、北斗の拳、聖闘士星矢など)で、佐藤正原作の『燃える!お兄さん』(東宝)がないのが気になる…
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やはり、原作で用務員のおじさんを中傷したのが未収録の要因なのか!?
…そんなことはないだろうけど、ゲームの方は冒頭のギャンブルで勝つと強制ゲームオーバーになること以外は覚えてないなあ…
 
 
個人的にファミコンのジャンプ物だったら冨樫義博原作『幽☆遊☆白書』のゲーム化である『幽☆遊☆白書 爆闘暗黒武術会』(バンダイ)をやってみたかったなあ。
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データック専用ソフトであったこと、発売タイミングがファミコン末期どころかスーパーファミコン全盛期に発売された為に、当時「今さらファミコンで出すのかよ…」とバカにしてたら、全然遊ぶ機会に恵まれず今に至るという…(笑)
まあ遊んでも数分で満足してやめてしまうんだろうなあ、きっと。
 
 
そういえば武論尊&原哲夫原作『北斗の拳』は、アニメ放映時に玩具展開してたバンダイではなくて何故東映が出したのか、改めて気になった。
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このファミコン版は同時期のセガマークIII版(セガ)に比べるとアクションゲームとしては見劣りするけれど、原作のバイオレンスギャグ漫画としての再現度で見るとマークIII版は優等生すぎてそこが弱い反面、ファミコン版はそこまで悪くない。あべしを取ってパワーアップする謎のセンスが最高というか。今の子にあべしを取ってパワーアップといっても理解してくれなさそうだけど(汗)
もしこれが東映じゃなくてバンダイが出してたらどんな作りになったか気になるところだけど、後年バンダイが出したプレイステーション版の世紀末シアターを見ると、どう転んでもバカゲーとして仕上げてくることには違いないと思った(笑)

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