先月発売されたバンナムのプレイステーション4ソフト『NEWガンダムブレイカー』がたった数週間で1,000円台にまで値崩れされて話題になってるようだけど、
この値崩れのスピードの早さは、
「通常の3倍の速さ」で値崩れしたと言われたPS2ソフトの一年戦争や、近年だとVitaのエクストリームバーサスフォースよりも早かったのでは?これら2タイトルは操作方法にクセがあったりボリュームが微妙だったぐらいで、ゲームとしてはそこまで悪くない…少なくとも安いならば安いなりに楽しめたゲームだったけど、Newガンブレの方はどうなんだろうか?(本体持ってないので何とも言えない…)しかし、発売から数週間で1,000円台だなんて、かつてのメガドライブソフトを彷彿させる。メガドラソフトなんて速攻新品1,980円、980円が当たり前で、当時の高校生でも値崩れのおかげでソフトのコンプリートが可能範囲だったほど(実際、高田馬場ゲーセン・ミカドの池田店長はそれを達成してる)。
…この値崩れの早さ…ここでもセガは20年早かった…
高橋名人のハドソンがファミコンに参入した時の話だけど、だいたいはその通りなんだけど気になったところがいくつか。
例えばハドソンファミコン第一弾ソフト『ロードランナー』のキャラが大きくなった理由。名人は見栄えをよくするために大きくしたと語ってるけど、ファミコンは解像度が低い(ドットが粗い)上に、一つのキャラに対して縦横16ドットで描かざるを得ないから必然的に大きくなるから、見栄えを良く…というのは後付なんだと思う。この辺は今でも自作でオリジナルファミコンソフトを作る人から聞くことがあるので、なおさら気になった。
もっとも、名人は営業の人だったし、もし開発者に話を聞いていても35年も前の話じゃ詳細を忘れても仕方ないよね。もしかしたら話を面白くするための脚色かも知れないけれど、それはそれで歴史を残す資料性としては勘弁願いたい(笑)
しかし、これは名人が過去に何度も語っているけれど、バグを仕様として押し通す為に「裏技」で押し切ってしまった話は当時ならではの緩さを感じてとても面白かった。回収すればコスト掛かるし、今みたいに修正バッチなんて配信できないし、当時は当時で大変だったんだな…と。昔はバグで回収してたと聞くこともあるけど、ファミコン時代で回収したソフトなんて、『闘いの挽歌』(カプコン)以外聞いたことないんだよなあ。再販版でバグ修正されることはあっても、回収まではしてなさそうだし…