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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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Not even justice,I want to get truth.

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ここ最近、1981年から1983年まで一年半掛けて放映されたサンライズ(当時は日本サンライズ)のロボットアニメ『太陽の牙ダグラム』を少しづつ観ているのですが、ふと気になって「ダグラム」で検索したら、なんと日経ビジネスのサイトで『ダグラム』のプラモを出したマックスファクトリー社長のインタビューが掲載されているじゃないですか!
 
 
 
まさか経済誌でロボットアニメ、しかもガンダムではなくダグラムのインタビューとは!
 
記事によると、ダグラムはサンライズ製ロボットアニメとしては初めてプラモデルを売るために企画された作品と明かされていますが、成るほど、メカのデザインや世界観はまさにジオラマにうってつけのアニメだと思います。
 
作中のメカはロボットだけでなく、ダグラムを乗せるトレーナーといったサブメカまで発売されたという偉業は、80年代のロボットアニメでもっとも商業的にヒットしたアニメといっても過言ではないでしょう。
 
実は私、これを同時期に放映された『戦闘メカ ザブングル』と同様、リアルタイムで観た記憶は微かにあり、当時4、5歳だったので内容までは覚えていないのですが、ダイキャスト製のコレクションシリーズを買ってもらったのは間違いないので、恐らく好きなアニメのひとつだったのでしょう。
 
36歳になった今、改めて観直したのですが、このアニメ、全然子供向けじゃないじゃないですか!(笑)
 
ガンダムと同様、独立戦争を題材にしているのですが、あくまで主人公視線で戦争を描いたガンダムとは異なり、ダグラムは戦争の発端から終戦までを丁寧に描いた物語なので、実のところ主人公たちゲリラ(後の太陽の牙)の活躍を見せなくても、政治家である大人たちのエピソードだけでも話が成りたってしまったりします(笑)
 
全75話構成ということもあって展開もじっくり描いていて、主人公が主役メカダグラムに乗るのがなんと9話からで(第一話での主人公たちの活躍は時系列だとかなり先のエピソードで、時系列でのダグラム初登場は第話から)、今の深夜アニメの多くが1クール(12話)と考えると贅沢な作りです。
 
大人になった今の視点で観ると、ロボットアニメの側面よりも、大人たちの政治的駆け引きが面白く、こんな子供には理解できない難解なアニメがよくぞ75話も続いたなんて驚かされます。
 
とはいっても、最終話のラストのナレーションが、第一話の朽ち果てたダグラムに繋がるという演出が素晴らしく、古き歴史を守ろうとする大人たちを越えて、新しい時代を切り開こうと戦い続ける主人公たちの青春を描いたドラマとしても秀逸だと思います(そもそも第一話冒頭のナレーションを聞けばダグラムから見た少年の物語というのがわかる)。
全ての展開を知った後に改めて主題歌を聞くと、最終話後の主人公の心境を描いた歌詞というのが理解できます。
 
 
アニメの感想を書くのは苦手なのでここまでにしますが(笑)、このインタビュー記事を読んでいてもたってもいられず、秋葉原でついダグラムのプラモを買ってきてしまいました!(笑)
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相変わらず行動の早さはさすがですが(笑)、いつみてもダグラムはかっこいいですね。完成した暁にはR3のレイズナーと並べてみたいです!公式のサイズも同じぐらいですしね。
 
そういえば、日経ビジネスのインタビュー記事は次回に続くそうですが、記事の締めが次回予告のナレーションとして有名な「真実は見えるか」なのが最高です。かなりわかっている記者がインタビューしているのがわかります(笑)
 
ところで、プラモ初心者でも手軽に組み立てられるように作られたガンプラ(またはバンダイのプラモデル全般)しか作っていない自分が、素組みとはいえきちんと組み立てることができるかちょっと不安。バンダイ以外のプラモはミニ四駆(タミヤ)とワタル&グランゾート(タカラ)ぐらいしか作ったことないんだよなあ。
 
 
Not even justice,I want to get truth.
真実は見えるか!

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