気づいたら当ブログも27万アクセスを突破したんですね。
いつもご覧になっている方々には、こんなデタラメなブログに付き合っていただき誠に感謝いたします。
毎日うな垂れる暑さが続きますが、日射病には気をつけてください。あといきなりのゲリラ豪雨は…あれは防ぎようがないよなあ。
さて、本日久々に北米3DSのeショップを覗いてみたら、ファミコンで発売されたあの超有名野球ゲームがバーチャルコンソールで配信されているじゃないですか!?
それは…
ジャレコの『燃えろ!!プロ野球』の海外版『Bases Loaded』(北米バーチャルコンソール版の発売元は日本版と同じくハムスター社)
ファミコン世代にはお馴染みのゲームがこのタイミングで出るとは思いもしませんが、日本では150万本以上も売れた超ヒット作品。当時、アメリカではどう評価されたか気になります。
それにしても、ファミコン版の150万本は凄いよな。
このソフトが発売されたのが1987年。今でも続編が作られ続けている(もしくは長いこと続編が作られ続けた)『ファイナルファンタジー』『メタルギア』『ロックマン』『デジタルデビル物語 女神転生』『ヘラクレスの栄光』の一作目が発売された年(ファミコン版ウィザードリィが出たのもこの年)でもあります。
それらタイトルも何十万本とかなり売れたのですが、『燃えろ!!プロ野球』の売り上げの足元にも及ばなかったし、しかも当時はドラクエから始まったRPGブームが巻き起こり、クリアに時間が掛かるゲームがモテはやされ、短時間で勝負がつくタイプのゲームは下火になりつつあった時期にこの結果は凄いとしかいいようがありません(とはいえ、燃えプロの一試合はかなり長いですがw)
売れた理由といえば、やはりあの野球中継を見ているようなリアルな視点でゲームができたことでしょうか。実際にやってみるとあの視点がかえってバッティングしにくいという弊害に繋がりましたが、あのグラフィックのインパクトは何物にもかえられない迫力がありました。
それに音声合成による演出も当時のファミコンではまだ珍しかったので、思えばこのあたりからファミコンの表現方法が飛躍的アップした時代だったのでしょうね。前年には大容量のメガロムが採用し始めましたのも関係ありますが。
肝心のゲーム内容は面倒なのでここでは書きませんが(笑)、ファミコンでは三作目の野球ゲーム(一作目はベースボール、二作目はプロ野球ファミリースタジアム)でありながら、グラフィックの進化具合には目を見張るものがあります。
…グラフィックの進化だけは(爆)
余談ですが、今では酷評されている『ドラキュラII』『スーパースターフォース』『スーパーゼビウス ガンプの謎』『アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃』『魔界島』といった、元のゲーム(あるいは前作)に謎解き要素やRPG要素などを取り入れたのは上記の事情もありますし、当時のファミコンユーザーは目に肥えて単なるアーケード移植じゃ受け入れられないという考えが多くのメーカーにありました。
前置きが長くなりましたが、早速ダウンロードしようとしたら、何と時を同じくコナミからアレが配信開始されているじゃないですか!
『Castlevania III:Dracula's Curse』、日本名『悪魔城伝説』
日本では未配信の『悪魔城伝説』ですが、海外ではすでに配信されているとは当日まで全く知りませんでした!
燃えプロを購入するのをやめ(笑)、即キャッスルヴァニアIIIをダウンロードしました!
さっそくプレイしてみましたが、元のNES版がそうであったように、NES本体の仕様上内蔵音源になっている為、日本版『悪魔城伝説』のようなVRC6による重厚なBGMが貧弱になっているのが一番気になるところ。
しかし、各ステージのギミックや演出の数々は「ファミコンってここまで出来たっけ?」と改めて思わせるほど凝っていて、こんな素晴らしい名作が携帯ハードで手軽に遊べるのは本当に素晴らしい。
3DSという小さい液晶画面のせいか、一面のステンドガラスは今の目で見ても綺麗に映えるし、時計台の歯車の動きは圧巻で、大手の貫禄がヒシヒシと伝わります。
とゆーか、
こんな素晴らしいゲームの配信を海外だけではなく、日本でも出してくださいよコナミさん!
さらに言わさせてもらうと、
3DSバーチャルコンソールの新作が一ヶ月以上更新されていないのはどうなんだ!!
とりあえず任天堂さんには頑張ってもらいたいところですが、好調な3DSよりもWiiUの方をテコ入れしないといけないんだろうなあ。
日本のユーザーよりも先に3DSで『悪魔城伝説』が遊べる海外の3DSユーザーですが、その逆にコナミのとある名作アクションが日本のみしか配信されていないのでお互い様といえそうです。
そのアクションゲームとは…
『THE功夫』
当ブログの常連様には知らない者はいない、コナミデジタルエンタテイメント様の名作アクションが意外にも北米eショップでは配信されていないのです。
でも、その理由はわからないでもないんですよね。
3DSで『THE功夫』が配信された2013年12月25日は、3DSニンテンドーeショップが開設されて以来、初めて全世界のeショップがサーバーダウンしてしまうというアクシデントが起きたのは記憶に新しいと思います。
つまり、『THE功夫』を3DSで遊びたいというユーザーによるアクセスが殺到してサーバーダウンしたということになります。
当時は各国にeショップの使用時間帯に制限を設けるようにするといった対策をしていましたが、もし『THE功夫』が日本だけでなく、全世界同時配信したとしたら、それどころじゃすまないということは理解できると思います。
私のような凡人が一人で何台もダウンロードするほどの名作アクションが全世界の『THE功夫』ファンが同じようにダウンロードしたら、どんな対策を設けても意味をなさないですからね。
そういうわけで、日本の3DSユーザーは「ガイジンざまーみろ!」と思いながら、有難がって『THE功夫』をダウンロードしまくりましょう!
それに、これだけダウンロードすれば『バーチャファイター』のパイに
「あなたにはクンフーが足りないわ!」
と叱られることはありませんしね(笑)