先日放映されたテレビ東京の『なんでも鑑定団』で、「世界に8本しか存在しない」と言われる『ロックマン4 新たなる野望!!』のゴールドカートリッジが出品されたことに多くのファミコンファンやレトロゲームファンに注目されました。
本ソフトは、ゲーム中に登場する8体のボスキャラデザイン募集コンテストの採用者に贈られたもので、今回の出品者は「ブライトマン」をデザインした榎本さん本人によるものです。
今回のファミコンソフトを鑑定することになったのは『ファミコン必勝本』『ヒッポンスーパー』でお馴染みのゲームアナリストのヒラ坊氏!
…というか、テロップでは「鑑定歴24年」となっていたけれど、ヒラ坊って過去にゲームソフトの鑑定なんてしてたっけ?
ここは普通に高額なレトロゲームを取り扱っているトレーダーやまんだらけやスーパーポテトの店員にやってもらった方がいいんじゃね?と思ったり。
この番組は今まで専門外の人にも鑑定させてたんじゃないかと邪知してしまいました。
ところで気になる鑑定額は「40万円」
これが安いかどうかは正直私にはわかりません。
非売品ソフトである以上、値段があってないようなものですが、私としては榎本さんが持つことに意味があると思っています。
コレクターでもある私の父親がこんな番組を見せたら、「自分の宝の価値を相場の大小で決めるなんて愚問」と怒るかも知れませんが(笑)、まあ番組の趣旨からすれば値段をつけなければ始まらないので、あくまで参考価格としてこれでいいんじゃないのでしょうか?(笑)
ただ、今回の出品は今でもレトロゲームをやっているファン以外の視聴者にも高額で取引されているゲームソフトがあることを知るきっかけになれば、私としては今回の出品は成功だと思います。
といいますのも、いまだに表に出ることがない貴重な非売品ソフトが数多くあり、そういったソフトの価値がわからずそのまま死蔵する例も数多くあるからです。
実際に私が見たことのある非売品ソフトであり、ネットでも情報が少ない『桃太郎電鉄スペシャル版』『カトちゃんケンちゃん ゴールドHuカードver.』あたりは、一度は関係者に渡ったものの、ほとんどのソフトが興味を持たずに処分されたのか、中古市場で見たことは皆無に等しいです(何せ自分以外の目撃証言すらない)。
今回のファミコンソフトの出品をきっかけに、そんな幻のソフトが市場に流れるようになればいいな、と思います。
それにしても、マニア同士の非売品ソフトの取引って大変ですよね。そこらへんのマニアショップに売っているソフトなら秋葉原相場を参考に取引すれば問題ないですが、一度もそういったマニアショップすら過去に取引例がない幻のソフトの取引は本当に大変です。
非売品ソフトコレクターというと、じろのすけ先生が有名ですが、どうやって取引例が皆無なソフトを手に入れているのか気になるところですが、それ以上に彼について気になることは…
どうやって婚活を成功させたのか?(爆)
2月のオフ会の時にじっくり取材しときゃよかった。ぶっちゃけゲームよりも気になる(笑)
いや、某社の裏話はすごく興味深く聞かせてもらったので感謝はしていますが(笑)
ロックマン4ゴールドカートリッジの話に戻しますが、出品者の榎本さんいわく、彼が中学時代に好きだったロックマンシリーズに自分のデザインしたボスキャラが登場することを嬉しそうに話をしていたのを見て、物凄くうらやましく思いました。好きなゲームに関われるなんて、ゲームファンならこれ以上にない名誉なことですから。
私なんて、自分の描いたイラストが収録され、しかも名前が説明書に載った唯一のゲームがセガサターンの『戦国ブレード』(アトラス/彩京)だぜ(笑)
そんなゲーム誰も知らないよ!オリジナルのアーケード版はHeyやトラタワやミカドにも稼動されないほど不人気さだぜ!こんなの誰にも自慢できないよ!
しかも、イラストが採用されながら『戦国ブレード』あんま好きじゃないし!(爆)
悔しいからこうやってブログに書いているのですが(爆)