ゾルゲ市蔵氏の自伝コミックといえる『8bit年代記』の第二期制作に向けてクラウドファウンディング(ネット上で資金を集める企画)が9月8日より開始されました。
この『8bit年代記』は、主人公(ゾルゲ氏がモデル)がまだ少年だった80年代を舞台に、アニメやゲームを通して過ごした青春時代を描いた作品で、レビュー本では味わえない「そのゲームが当時の人たちにとってどのように映ったのか」というのを「当時の言葉で」表現しているのが面白かったです(特にゼビウス初登場のエピソード)
実は当ブログを記事を書き上げる際、このゾルゲ節はかなり影響を受けていて、ゾルゲ市蔵さんの書籍をコンプリートしている会社の同僚からも、うちのブログを「ゾルゲさんのパクリ」と言われるほどに(笑)
それだけ、うちのブログはゾルゲさんなしではあり得なかったと断言できます。
この記事を書いている時点で目標額は一週間も経たず212%を突破しているので、第二期の完成はもちろんのこと、このまま三期・四期とやって欲しいですね。
ただ、実在するアニメやゲームが登場するだけに先日話題になった『ハイスコアガール』(押切蓮介著)の著作権問題が頭を横切りますが、『8bit年代記』は主人公が劇中に登場する数々の作品に触れることによって将来の道を決めるターニングポイントにもなっているので、最低限、実名での描写は実現して欲しいところです。
あとは完成を待つだけの状態なので、とにかく楽しみにしています!
(…ところで、ゾルゲさんとは20年近くにプライベートで一度お会いしたことがあるんだけれど、本人は絶対覚えていないんだろうなあ)
ゾルゲ市蔵さんの話題に触れた以上、彼の大変親しい友人ゾルゲール哲氏にも触れないわけにはいきません。
ゾルゲール哲氏は、セガで数多くのゲームソフトをジャンルにこだわらず手がけていたことはセガファンならご存知かと思います。
とりあえず、私の部屋にあったゾルゲール哲さんが関わった作品をアップします。
肝心の『セガガガ』が見つからなかったので、当時ご本人に書いてもらったサイン色紙で勘弁してください(笑)
…あれからもう13年以上も経ったのか…時が流れるのは早すぎ!
この中ではやはり『サンダーフォースVI』が素晴らしいですね。
この時すでにシューティングゲームはマニアのみが遊ぶジャンルとなっていたこともあり、難易度の高騰化から初心者には手の負えないものが多かった印象でした。
その状況の中でこの『サンダーフォースVI』は、難易度さえ下げれば大味なプレイでもクリアが比較的容易で、かといって敵配置も適度に置かれていて、『R-TYPE FINAL』『シルフィード ザ・ロストプラネット』のような退屈さもありません(笑)
印象に残るTAMAYO作曲のメインテーマや、衝撃的すぎるラスボスデザインも含め、実に楽しまさせていただきました。
…すみません、本当に好きなのは『アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密』の海外版である『アストロボーイ オメガファクター』だったりします(笑)
最近ゾルゲール哲さんの話題が見かけなくなりましたが、彼の作風が炸裂した新作ゲームをまたやりたいですね。
トラウマに苛まれるデザインのキャラだけは勘弁ですが(爆)