ファミコンと同じ1983年に発売された名作アクションパズルゲーム『ロードランナー』の作者ダグラス・E・スミス氏が亡くなくなられたことが本日webニュースで知りました。
『ロードランナー』は、日本ではパソコン各機種のみならず、コンシューマやアーケードでも発売されるほどの人気作で、中でも1984年にハドソンが発売したファミコン版が100万本以上売れる大ヒット作となりました。
作者であるダグラス・E・スミス氏は1985年に『Beep!』(ソフトバンク刊)にインタビューが掲載された以降は(私が知る限り)ほとんどのメディアに出ないこともあり、ゲームの知名度の反面、日本ではあまり知られていないクリエイターですが(ロードランナー以外の代表作がないのも要因かも)、発売から2年弱でプール付きの豪邸と高級車を購入したとインタビューで答えていたので、『ロードランナー』による収益の凄まじさを思い知らされます。
この訃報を知り、久しぶりに『ロードランナー』がやりたくなったのですが、私が一番やりたいのは難易度がそこそこのファミコン版。
しかし、ファミコン実機でやるのは面倒臭いので、ハドソンから発売されたニンテンドーDSソフト『ロードランナー』を秋葉原まんだらけにて1,800円で買ってきました!(この日は3DSのスマブラの発売日でもあった)
DS版はファミコン版『ロードランナー』『チャンピオンシップロードランナー』の同時収録だけでなく、ルールやテクニックを教えてくれる「ロードランナー道場」や、敵が出現せず純粋なパズルが楽しめる「詰めロードランナー」、そしてある条件を満たすと全ステージのクリアムービーが見られるモードがあり、これ一本で長く遊べそうです。もちろん、ステージのエディット機能も搭載です。お手軽に遊べるゲームだけに、手軽に起動できるDSはマッチしていると思います。
ニンテンドー3DSが発売されて三年以上経つこともあり、最近はゲーム売り場からニンテンドーDS売り場が縮小しつつあるので、気になる方は早めに押さえておいた方がいいと思います。販売元のハドソンもすでに存在しない(=メーカー在庫がない)ですしね。
最後になりますが、全世界で数多くのゲーマーを釘付けにさせた名作『ロードランナー』を生み出したダグラス・E・スミス氏に心からお悔やみを申し上げます。