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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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MI68レポートその2

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前回のレポート記事があるきちさんのブースの内容だけで長くなったので、今回はその後半です(笑)
 
 
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チョコ山さんのブースでは音質を向上させたメガドラ実機での演奏。
音源チップが山盛りでメガドライブが原型をとどめていませんが(笑)、メガドラから流れているとは思えないほどのクリアな音質は感動モノです。
デモで使われた『サンダーフォースIV』のギターサウンドはマジやばいです!
 
 
 
ウゴウゴアミーガさんのブースではお馴染みのAmiga版『ダライアスプラス』
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とゆーか、戦艦ボスを見なきゃ「ダライアス」と言われてもわからんよ、これ(笑)
 
 
同じくウゴウゴアミーガから、スクウェア・エニックスが発売したPC-8001mk2SR版『パックランド』
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アクションゲームに向かないPC-8001mk2SR(以下、P8)だけにキャラやスクロールの動きはガタガタですが、ファミコンは実現不可能なデカキャラを実現させただけでも評価したい一本。そもそもオリジナルのアーケード版自体が「アニメのような大きなキャラが動く」という衝撃があったので、この方向性の移植はある意味正しい(笑)
アーケード版が3つボタンのためかP8版では大胆にもファンクションキー操作だったり、一面毎のテープロードなので、読み込み回数を減らすためかゲームオーバー後は強制コンテニューだったのが印象的です。
つか、昔の人はゲーム中に何度もこんな長いローディングを待たされて、その強い忍耐力に脱帽します…
 
 
 
またまだ同じくウゴウゴアミーガさんよりP8版『バーガータイム』
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デコゲーの中でもっともレトロPCに移植された回数が多いのでは?というぐらい移植例が多い気がします(笑)
ちなみにP8版を手がけたのは、コンシューマゲーム業界でギャルゲーというジャンルを育てた第一人者といっても過言ではない現プロトタイプ代表取締役の多部田俊雄氏!多部田氏はNECアベニュー&PCエンジン時代に多くの移植ゲームをプロデュースしてきましたが、この頃から移植ゲームに関わっていたんですね。
 
 
 
GTC+ネオジオ買えやさんではレトロゲームやレトロハード、周辺機器の販売を行っていました
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ネオジオ本体はすぐになくなったようですが、個人販売のため、秋葉原相場より安い印象で、私はここでメガCD版『NBAジャム』を300円で購入しました。意外とこれ見ないんですよね。
 
 
 
NOMAD(携帯型メガドライブ)でマーク3ソフトをFM音源で起動!
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もともとNOMADはメガアダプタには対応していない(=セガマーク3ソフトが遊べない)のですが、このアダプタではマーク3ソフトを対応しただけでなく、メガアダプタ+メガドライブでは不可能だったFM音源にも対応しています。これで『ファンタジーゾーンII オパオパの涙』やってみたい…
 
 
 
PCエンジンGTでスーパーCDロムロムを起動
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無改造のPCエンジンGTのHuカードスロットを通してスーパーCDロムロムを起動。
聞くところによるとPCエンジンの後方にあるEXT-BUS(インターフェイスだけでなく天の声2やプリンタなどを繋げるバス)にはHuカードスロットと同様の信号が出ているようで、CDロムロムはその信号線しか使用していないようです。
 
 
 
他にも、私は時間の問題で参加できませんでしたが、昼ごろにはマインドウェアの市川社長の講演があり、参加者に聞いたところ、市川幹人社長が中学・高校時代に通っていたファルコムや電波新聞社について語ってたようです。
 
なるほど、同社開発の『スラップファイトMD』のアレンジモードの作曲が古代祐三氏なのも、この頃からの人脈だったんですね!ちなみに『スラップファイト』ですが、メガドラ版だけでなくX68k版も作ってたようですが、諸事情により発売できなかったとのこと。まあメガドラ版で完成に4年も掛かっていたら無理もないですね(笑)
 
それにしても、松島徹氏の伝説は話を聞くたびに驚かされますね。中学時代にPC-6001で商業作品としての『タイニーゼビウス』を作ったり、X68k版『スペースハリアー』を一週間で形にしたり、近年では『機動戦士ガンダム 戦場の絆』の球面表示をなんとたった一日で仕上げてしまったりと、腕の衰えを感じさせるどころか、ますます磨きが掛かっているようで、そのモンスターぶりに脱帽してしまいます。
セガサターンユーザーなら、るつぼ時代の移植作品(スペースハリアー、アウトラン、アフターバーナーなど)を驚異的移植度も伝説ですね。
 
 
 
今回のイベントは仕事の関係でその全てをまわることができませんでしたが、ネットでも話を聞く業界人やマニアさんもたくさん参加されたようで、イベントとしては大成功だったと思います。
 
今となっては市場で見ないレトロPCや、当時ユーザーなら夢を見たハードの仕様を改造によって実現したり、またゲームファン同士の情報交換など、ゲーム歴31年の私でも知らないことだらけというのを実感するほど、今回のイベントは濃密さがありました。
主催者あるきちさんをはじめ、参加者の皆様お疲れ様でした。こんなところで書いても読んでくれるとは到底思えませんが(笑)、次回の展示物も期待してますので宜しくお願いします。

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