11月21日、川口駅前の市民ホール・フレンディアにてレトロゲーム同人即売会「ゲームレジェンド」が開催されました。
今回はそのイベントレポートをしたいと思います。
当日、私はあいにくの出勤日だったこともあり、午後からの参加でしたが、会場の熱気は相変わらず凄かったです。
レトロゲームというカテゴリで限定させてもらえばコミケ以上の盛り上がりで、まさにオンリーイベントならではの熱さでした!
まず最初に目を引いたのは、「ひげねこ堂」さんの任天堂VSシステム筐体。
稼働タイトルはなんとサン電子の未発売アーケード作品『マドゥーラの翼』
未発売ながらも純正インストカード付きでの稼働は感涙モノ!
実際にプレイしましたが、内容はほぼ同名ファミコン版ですが、インカム対策のためか時間と共にライフが減っていく仕様で、2面ボスで力尽きてしまいました…まあオリジナルのファミコン版でも大して進めないので結果的にあまり変わらないかも(笑)
「侵略帽子屋」さんのアーケード筐体ペーパークラフト
ペーパークラフトとは思えないほど細かいところまで作りこまれていて、画像のように市販のフィギュアと組み合わせて飾りたいところです。
とゆーか、この展示品にはマイコーと(ファイナル)ゴローちゃんのフィギュアを使っていたのが個人的にツボでした(笑)
「呪術人形館」さんは、PS2『フォゴットン(ロスト)ワールド』用ローリングスイッチを販売
「これでクレオパトラとのデートがバッチリだぜ!!」
「フクタケ的ゲーム研究所」さんではX68000実機でのマイコンソフト『ビデオゲームアンソロジー』を展示。
上の画像は『アルゴスの戦士』で、プレイヤーは当ブログの読者でもあるGallさんです(笑)
「MEGA-NEO」さんでは、FM音源に対応した偽メガアダプタと、マスターシステム用キーボードアダプタを販売 オールドセガファンなら夢まで見た周辺機器が21世紀になって登場するとは…
特にマスターシステムはSG-1000時代のゲームが遊べる触れ込みでしたが、キーボードに対応していないため完全にSG-1000ソフト(ベーシックなど)を遊ぶことができませんでしたが、これさえあれば最強のマスターシステムになれます。
「華ディスコ」さんでは、脱衣麻雀評論家(?)みぐぞう先生の新刊『ニチブツ毒本・完全版』。
なんと二年以上掛けた超大作同人誌で、価格は3,000円と同人誌としては高額なものの、270ページというボリュームの前には些細な問題です。
個人的にも楽しみにしていた本で、ちゃっかりサインまでいただきました(笑)
今回初参加の「FULLCD」さんでは、オールド電子ゲームの展示
どれも30年前後の電子ゲームがきちんと稼働し、しかも試遊させてもらえるなんて、まさにゲームレジェンドならではの貴重な体験です。
「Workshop」さんでは、同人新作シューティング『HYPERNOVA BLAST』の展示・販売がありました。
横スクロールシューティングですが、なんとイベント開始からたった5分で売り切れたとのことです。すげえ。
今回のイベントの個人的超目玉ともいえる「We Love MZ-1500」さんの勝手移植の『ドルアーガの塔』
すでにマイコンソフトからMZ-1500版『ドルアーガの塔』が発売されましたが、作者によると個人的にドルアーガ好きなのと、マイコンソフト版がMZ-1500のいいところを活かせていない作りに不満があったとのことで、勝手に移植してしまったとのことです。
縦画面専用ですが、無改造のMZ-1500の実機でこれが動くのを見ると感動です。MZ-1500の性能を最大限に引き出したソフトではありますが、同機種が現役時代にここまで作りこまれたソフトは皆無でしょうね。
それにしても個人で製作したとは思えないクオリティに驚異です!
「竜殺しラジオ」さんからは『ドラゴンスレイヤー』シリーズのソフト&グッズ展示
かつてファルコムショップや電波新聞の通販などで売られていた貴重なファルコムグッズには目を奪われましたが(私は代々木にあったファルコムショップに通ってたこともある)、中でも実機の『ドラゴンスレイヤー』『ザナドゥ』のテープ版が展示されていたのには驚きました(しかも今でも起動できるそうです)
中でもX1テープ版の『ザナドゥ』は、キャラメイク・セーブ・ロードにそれぞれ30分も掛かるので、昔の人はよくこんな読み込みが死ぬほど長いゲームを耐えたなあ、と関心しきりです。私なんて当時プレイしても耐えられないという自信があります(笑)
あと、簡単ではありますが当日撮影した画像をアップしておきます。
全てを撮影しきることはできませんでしたが、参加サークルは90以上、何よりも今回のイベントは外国人の一般参加者が多かったのが印象的でした。
先日、外国人ゲーマーによる日本のレトロゲーム買占めが話題(?)になりましたが、そのブームはレトロゲーム即売会にまで広がっていたのにはとても興味深いです。外国人のマニアはただゲームを遊んだり、集めたりするだけではなく、研究までするという熱心さがあることを身をもって知りました。向こうのマニアはガチです(笑)
今回買ったグッズはこちらです。
ほとんどサークルさんとの会話ばかりだったのであまり買えていませんが(展示オンリーのサークルさんも多かったし)、それでも欲しかったグッズが買えて満足です!
中でも『メタルスレイダーグローリー』の作者☆よしみる先生に描いていただいたイラストサインが最高というか。
たぶん会場で先生に男性キャラ(今回は主人公の忠)を描いてもらった人間は私ひとりでしょうが、それだけに満足です。
もっとも、人気女性キャラのキャティさんとあずさはすでに描いていただいているのですが(笑)
レポートが長くなってきたので、後半に続きます。