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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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ファミ通セガサターン20周年大特集

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記事にするのが遅れましたが、先週発売のファミ通には、なんと『セガサターン』20周年大特集が組まれています!
 
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見開きの最初のページには「セガサターンは”早すぎた”名ハード!」が!
 
当時の実感としてはプレイステーションシリーズに先駆けてネットワークに手を出したのは評価できるものの、純粋なゲーム機として見ると3Dに特化しなかっただけにそのコピーには疑問に思います。
 
しかし、セガサターンはプレイステーションよりもBG面が強力なので、そのBGの使い方によっては『ラストブロンクス』のように「背景にポリゴンを使われているのでは?」と思わせるほど立体的な処理が可能となっています。
 
 
技術的な話はいいとして(笑)、14ページに渡って特集されているだけあって、ハードや周辺機器の紹介、セガ広報の竹崎忠氏と『セガ3D復刻プロジェクト』の仕掛け人奥成洋輔氏のインタビュー、厳選された100タイトル以上のセガサターンソフトの紹介など、かなり読み応えのある内容となっています。
 
厳選タイトルの中で、セガサターンが現役時代の時に購入し、実際にプレイしたソフトが80タイトル以上もあったので、どれだけ当時私がセガサターンにハマっていたか改めて思い知らされました。当時はの私は二十歳前後だったので、きっとゲームを遊ぶ時間に余裕があったんだろうな(笑)
 
前セガハードであるメガドライブはジャンルが偏っていただけに、セガサターンのバランスのとれたソフトのラインナップが魅力的で、セガハードとしては初めて一般のゲーム好きに向けて作られたハードというのが、当時としても今でも変わらないセガサターンの評価です。
 
もちろん従来のセガファンへのアピールも完璧で、当時最新のアーケードボードMODEL2の移植作品(バーチャファイター2、セガラリー、バーチャロンなど)や、80年代のセガアーケードゲームを移植した『セガエイジズシリーズ』など、「セガのアーケードゲームが家でも遊べる」という魅力もセガサターンの売りのひとつでした。
 
メガドライブの時は、パチンコソフトや競馬ソフトがそれぞれ1タイトルしか発売されなかったことから、どれだけジャンルが偏っていたかわかると思います(笑)
 
 
今だったら言いたいことはいっぱいあるんでしょうが、当時としても解せなかったのは、カートリッジ挿入部の認識が甘すぎるのがサターンの最大の欠点でした。
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ゲームデータをセーブするための周辺機器『パワーメモリー』自体の容量が大きいので基本的には刺しっ放しでよかったのですが、サターン中期になるとSNKが『セガサターン拡張ラムカートリッジ』専用タイトル(リアルバウト餓狼伝説、サムライスピリッツ天草降臨、メタルスラッグなど)を出してきたり、末期になるとカプコンが『セガサターン拡張ラムカートリッジ4MB』専用タイトル(X-MEN vs.ストリートファイター、ヴァンパイアセイヴァーなど)を出してくるなど、カートリッジの抜き差しが頻繁になり、そのたびに認識させるのに苦労させられました。
 
しかも、拡張ラム対応ソフトはそれぞれカートリッジを共通して使えるタイトルも一部だけなので、ソフトを替えるたびに拡張ラムカートリッジを替えるのが面倒臭かったです。
 
そのため、サターン末期では「パワーメモリー&FDD専用サターン」「1MD拡張ラム専用サターン」「4MB拡張ラム専用サターン」と、3台のセガサターンをセレクターを通してテレビに繋げていました(笑)
 
今思うと、ゲームを遊ぶだけでも苦労したハードだったなあ(笑)
 
 
青春時代をセガサターンを過ごした方はもちろんのこと、最近セガサターンを手にいれたけれどどんなソフトが発売されたかわからないというサターン初心者さんは、この厳選ソフト紹介ページだけでも買う価値があります。
店頭から特集掲載のファミ通がなくなる前にぜひ!

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