本日はアスミックのメガドライブソフト『ヴェリテックス』が発売されて24周年となります。
内容はPCエンジンのキャラバンシューティングっぽいスピード感溢れる縦スクロールシューティングで、当時としては奥行きのあるラスタースクロール処理と、岩田 匡治氏&崎元仁氏による綺麗な音色のBGMの数々が評価されました。
癖なく遊びやすいゲームではありますが、ミスるとステージの最初に戻されるのと、ラスボスが凶悪すぎて実は未だクリアしてなかったり(涙)
あと、せっかく曲がいいのにサウンドテストがないのは残念。
そういえばこのゲーム、当時はかなり売れなかったのか、メガドライブ雑誌『BEEP!メガドライブ』の読者レースのコーナーでは発売から数ヶ月経ってようやく掲載されるほど投票がなく(規定のハガキ10枚すらなかなか来なかった)、アスミック社員が「ゲームがいらないからヴェリテックスを(読者レースに)載せてくれ」という投書が掲載されるほど(嘘のようで本当の話)
アスミックとしてはこの売り上げは深刻だったようで、同年に発売を控えていた『乱世の覇者』を最後にメガドライブを撤退しました…
まあ、アスミック自体メガドライバーに支持されたという話は聞かないで仕方ないと思いますが(そもそも熱狂的なアスミックファンのメガドライバーなんてツチノコやUFOよりもレアだと思うぞ)
当時は売れなかった『ヴェリテックス』ですが、近年のメガドラソフト高騰化の中においても6,000円程度で買えるほどリーズナブルで、しかも日本国内オンリーのタイトルなので、お勧めこそはしませんが興味あればどうぞ。
話は変わって先日、大井町でプレイステーションポータブルを外でプレイしている方を見かけました。
(上の画像は私が所有するPSP-3000です。PSVita-1000の後に見るとコンパクトですね)
プレイステーションポータブルの新作がほぼ出なくなって結構経ち(最近はコナミが遊戯王のソフトを出したようですが)、それこそレトロハード扱いになりましたが、今でもそんな骨董品を持ち運んでまでプレイする方がいらっしゃるんですね。素晴らしい!
もちろん今でもプレイステーションポータブルを愛用している方はたくさんいらっしゃいますが、それは部屋で遊んだり、レトロゲームイベントに持ち運ぶのが関の山で、肌身離さず持ち運ぶレベルは絶滅種に近いでしょう(これはニンテンドーDSシリーズでもいえる)
プレイステーションポータブルの人気がピークだったのは『モンスターハンターポータブル2G』『同3』までで、それこそ至るところでその光景を見ました。当時はまだスマホが普及していなかったという事情もあったのでしょう。
スマホが普及したり、新世代機が出ている中で、そんなプレイステーションポータブルゲーマーを見て、大井町で久しぶりにレトロゲーム愛を感じました。どんなゲームをやっているのか気になりましたが、さすがに画面を覗き込む勇気はなかったです(笑)
今となっては初代PSVitaもレトロハード扱いになりつつあって、実際、本体どころかオプションパーツなどは量販店でも見なくなりました。市場は完全に新型PSVitaに移行しています。
しかも、新型PSVitaの後に旧型PSVitaを見ると
「お前はアタリLYNXか!?」
と言いたくなるぐらい巨体で、そろそろ新型に買い換えたいのですが、そんな予算ないっつーに…
まあ旧型PSVitaは巨体なおかげで強盗に襲われても相手を撲殺できる凶器になりますが、まずそんなシチュエーションはないですな。ない方がいいのですが。