本日はメサイヤのメガドライブソフト『ラングリッサー』が発売されて24周年となります!
指揮官ユニットと傭兵ユニットを操り、連続した20シナリオをクリアしていくファンタジーシミュレーションRPG。
シミュレーションRPGとしての面白さだけでなく、うるし原智志氏がデザインした魅力的なキャラクターと岩垂徳行氏が作曲したBGMの数々がユーザー間で高く評価され、後に多くの機種へ移植や続編が発売されるなど、同社の人気シリーズとして知れ渡るようになりました。
指揮官ユニットの総数は任天堂の『ファイアーエムブレム』シリーズに比べると少ないですが、その代わり、各指揮官ユニットはクラスチェンジ毎に2種類のクラスから選べるので(全3段階)、最終的には多彩な職種による自由度の高いユニット編成が可能となっています。
キャラクターが死ぬと生き返ることができず、しかも指揮官ユニット自体も少ないので、クリアするためにはリセットに頼りがちです。そのため最初から計画的にユニットを育てないと急激に難易度が上がるシナリオ10からはどうしようもなくなるので、特に女性キャラのクリスを育てるのに苦労したプレイヤーは多いでしょう。
私がこのゲームに触れたのは中学生時代で、ちょうどファミコンの『ファイアーエムブレム外伝』をプレイした数ヶ月後だったと思います。
雑誌のレビューで気になって購入したゲームでしたが、当時は品薄でなかなか見かけず、ようやく手にしたのは興味を持ってから数ヵ月後だったと記憶しています。ちなみに中古3,000円で購入しました。
当時、『ファイアーエムブレム』シリーズのシビアさに泣いていた私は、それよりもぬるめの難易度の本作にどっぷりとハマり、しかも当時は時間に余裕があったこともあり3回は繰り返しプレイしました。
その数年後に発売された『ラングリッサーII』にもハマったのですが、それ以降はシステムが大幅に変わってしまったこともあり、シリーズから離れてしまいました…
それでも今年発売される言われる3DSでの新作には期待が掛かるところです。
ところで美少女絵師として知られる本作のキャラデザである「うるし原智志」氏はこのゲームをきっかけで知ったのですが、個人的には彼が描くキャラは露出度の高い美少女キャラよりもおじ様キャラの方がカッコよくて好きだったりします(笑)
なお、この日は『ラングリッサー』以外にも以下のメガドラソフトも同時に発売されました。
●火激(カネコ)
●ワードナの森SPECIAL(ビスコ)
『ワードナの森SPECIAL』はアーケード版よりもややグラフィックがのっぺりしている気がしますが、当時のアーケード移植の水準よりも高い出来なのでお気に入りの一本です。アクションゲームとしてオーソドックスすぎる気がしますが、今となっては2Dアクション自体が希少なので、再評価されるべきと個人的には思います(笑)
『火激』は、音声合成を使用するためにわざわざ5メガカートリッジで発売されたソフトですが(笑)、ぶっちゃけゲームとして見るべき点はその音声合成ぐらいかも…
アーケード版よりもぬるい難易度のおかげで私でもクリアできたので、実はそこまで悪いゲームとは思っていません!
当時の日経産業新聞にて、本作についての穏やかじゃないコメント(カネコ側)が掲載されたのは気になりましたが(笑)