本日はサン電子のメガドライブソフト『紫禁城』が発売されて23周年です!
固定画面の中、絵柄の牌を2個以上接触させると消える牌を押して動かし、プレイヤーをゴールまで導くのが目的のパズルゲームです。
シンキングラビット社の名作『倉庫番』の変形バージョンみたいなゲームですが、この手の思考型パズルが苦手な私でも100面(表面)中50面まで到達できるほど難易度の上昇が緩やかで、クリアした人に聞くところ、どうしようにならないほど難しい面はないようです。
事実、一時間以上掛けてクリアした面はそこそこしかなく、解法に悩んでいても翌日にはあっさりクリアできることもあるので、私のようにパズルがそこまで得意じゃない人はチビチビ解いていくやり方がいいかも知れません。
この手のパズルが苦手な私がそこそこ進められたのも、何手か前にバックできる機能のおかげでしょうか。この頃の『倉庫番』にはすでにあった機能ですが、押す牌を誤ってハマり状態になっても、この機能を使えば失敗を恐れずに色々な方法を試すこともできるので、クリアには欠かせない機能だと思います。
また、背景やキャラや牌のグラフィックやBGMを5種類の中から選べるのもポイントでしょうか。当時、ファミコンやゲームギアなど多くの機種に移植された本作ですが、5種類のテーマから選べるのはこのメガドライブ版だけで、さすが4メガの大容量だけのことはあります。変化の少ないゲームだけに、気分を切り替えてテーマを変えられるのは嬉しいです。ただ、じっくり考えるタイプのゲームなので、これは個人的な意見ですが落ち着いてプレイできるテーマはデフォルトの麻雀牌(桃源絵巻)のテーマだけでした(笑)
ところで、私がこのソフトを買ったのは、発売から一年経ったかどうかの時期でした。確か中古で1,400円だった気がしますが、あまり記憶にない…
購入理由は専門雑誌の評価が高かったのが理由の一つで、何よりも「そこまで難しくない」という評価が決め手になりました。当時はアクション、シューティングばかりやってたので、たまには趣向をかえて苦手なジャンルに挑戦したかったのもありますが、今思えば時間に余裕のある学生時代(高校一年生)にこれを遊べて正解だったと思います。
そういえばこのソフトにはメガモデムを介しプレイヤーが作ったエディット面を他のユーザーへ送信することができます(今も利用可能)。
電話が掛かる上に実用性も低いこともあって、この機能を使ったユーザーは30人もいないはずです(笑)