本日はセガのメガドライブソフト『三国志列伝 乱世の英雄たち』が発売されて24周年となります!おめでとうございます!
1991年の春からセガはシミュレーションゲームに力を入れていて、3月の『バハムート戦記』からはじまり、4月発売の本作、そして何度も発売が延期された大作ウォーシミュレーション『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』といった注目作が立て続けに発売されました。
また、同時期にサードパーティからも『ラングリッサー』『マスターオブモンスターズ』『乱世の覇者』といった良作シミュレーションも相次いで発売された為、当時のシミュレーションファンはお金の工面で苦労したユーザーは多かったはずです(笑)
私はラングリッサー以外はワゴンで買いましたが(笑)
メガドラ界にシミュレーションブームが巻き起こった中で発売された本作は、歴史シミュレーションの雄コーエーテクモゲームスより先駆けて発売されたメガドライブ初の三国志を題材にしたシミュレーションゲームとなりました。
セガ初の歴史シミュレーションとして大々的に売るためか、実写映像を使ったTVCMが作られたほどで、いかに社内でも期待が持たれたタイトルだったかうかがい知れることができます。
そんな本作ですが、コーエーテクモゲームスの『三國志』シリーズと同じく内政要素もありますが、どちらかというとこちらは戦闘重視で、特に自軍が弱くても大将が強ければ一騎打ちで負けることはなく、シミュレーションゲームが苦手な人でもほぼパワープレイで勝ち進むことができ、よくも悪くも当時のセガらしい大味なバランスに仕上がっています(笑)
内政重視の戦略性を求めるシミュレーションファンには物足りない内容かも知れませんが、当時はまだコーエーテクモゲームス(当時は光栄)がメガドライブに参入する前だったこともあり、ユーザー間の評判はそこそこ高かった記憶があります。
そういえば、『バハムート戦記』も『三国志列伝 乱世の英雄たち』も、後年に発売された『太平記』も、一部の戦闘シーンにアクションゲームが採用されていますが、これは「内政部分が苦手な人でもアクションゲームが上手ければ切り抜けられる」という、アーケードゲームメーカーらしい肉体派(?)な考えの下に採用したんでしょうね。戦略性もクソもない気がしますが、ある意味で当時のセガらしい文化です。
もっとも極悪なバランス調整でどうにもならない難易度に仕上がるよりも全然いいですし(笑)
それにしても、ここ数日メガドラソフトイヤーが続きますね。
部屋からソフトを発掘するのは大変だし(多くのソフトは実家に保管している)、内容を思い出すのも大変だし、それを文章として起こすのも大変だし、色々と大変(笑)
さすがにそろそろネタ切れになりそう…
余談ですが、『三国志列伝 乱世の英雄たち』の発売のちょうど2年前(つまり今から26年前)には同機種で『スーパー大戦略』が発売されました。
残念ながらソフトが実家にあるため画像はネットからの拾い物となります。
ゲーム内容についてのコメントですが、もともとこの手のシミュレーションとは相性が悪くてほとんどプレイしていません。故に本作についてコメントはなしで申し訳ございません…
というか、どんなジャンルにも手が出せるそんな都合の良いメガドライバーなんていないよ!(笑)