『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年チャンピオン』(こちらは絶賛休載中)で人気を博し、今年で30周年を迎える車田正美原作のコミック『聖闘士星矢』。
それにあわせ、本編のスピンオフアニメ『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』がバンダイチャンネルなどで第一話が配信されましたが、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは4/29に同作のイベントが開催されました。
まず会場で目につくのは本編の主人公、獅子座のアイオリアが纏うことになる神聖衣(ゴッドクロス)の等身大模型。
全体が金メッキでありながらも気品のあるデザインはさすが神聖衣!
「着てみたい…」と思ったけれど、今の体型的に無理だな(笑)本編の舞台となる北欧アスガルドをバックに黄金聖闘士(ゴールドセイント)の左からシャカ、アイオリア、ムウ。この三人に蠍座のミロを含めた四人は前エピソード『冥王ハーデス十二宮編』の実質の主人公として活躍しました。
その他、会場にはアニメ『聖闘士星矢』二十数年間の歴史の中で発売されたバンダイのフィギュアシリーズの一部が展示されていました。
こちらは最初のアニメ版が放映されたときに発売された(80年代)、『聖闘士聖衣大系(セイントクロスシリーズ』
あまりにもの絶大なブームのため、バンダイの工場では足りず、全国の仏具のメッキ工場を総動員してまで生産したという伝説を作り出した男児向け玩具。
当時はファミコン全盛期ということもあり玩具が売れなくなった時代でしたが(これはガンプラも例外ではなかった)、そんな冬の時代にも関わらず日本国内だけで総売上1,000万個は驚異としか言いようがありません。
素体フィギュアは統一サイズなので別キャラに聖衣を着せることができるのがよかったですね。
あとは黄金聖闘士のアンダーシャツはアニメ・原作とは違い、黒色に統一されているというアレンジがありますが、それが返って高級感を生み出していい感じです!
OVA『冥王ハーデス十二宮編』発売にあわせて展開された「神話(マイス)」シリーズ
最初期に発売された青銅聖闘士の素体(1st素体とも言われる)を使っているだけあり、頭でっかちで、顔などの造形が甘く、可動範囲も狭いなど、EXシリーズが発売された今の目で見ればかなり見劣りしますが、「パーツの差し替えによる原作版・アニメ版の再現」ができるこだわりの作りが素晴らしかったです。
また、顔の造形を作り直した「アペンディックス」シリーズといったオプションパーツが多く発売されたのも特徴でした。
「神話」シリーズよりもさらに技術的に進化した「EXシリーズ」による嘆きの扉ジオラマ。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』はこのシーンの直後より開始されます。
さすがそれまでの技術の蓄積が反映されているたけあって、顔の造形といい、可動範囲の広さといい、まさにマイスシリーズ最終形態です!
とにかく、小学生時代をジャンプアニメ(コミック)で過ごした私にはとても見応えのある展示で、これを無料で開放するバンダイは素敵すぎです!
この春は劇場版の公開にあわせて『ドラゴンボール』や、最終回をむかえたばかりの『NARUTO』など、各地で関連イベントを行い、会場を賑わしているそうです。
ジャンプ作品はいつの時代になっても少年心を掴んで離さない魅力があります。
…ところでHUNTER×HUNTERはいつ連載再開するんですか?
我ら『妖怪ウォッチ』も(?)、星矢30周年に合わせてか、来週の放映分には「魔ガサス」というペガサス型の妖怪が登場するようです。
君は小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか?
…俺はない…