本日はシグマ商事のメガドライブソフト『四天明王』(開発元サイクロンシステム)が発売されて25周年です。おめでとうございます!
四人のキャラを使い分けて各ステージを攻略していくアクションゲームで、二人同時プレイ可能。最初の6ステージは選択制となっています。
グラフィックが前世代機並に地味で、一発死でありながら復活なし(残機無)なのに落とし穴が多いなど気になるところは確かにあるのですが、パワーアップすると爽快なショットや、カッコいいBGM、大きめなボスキャラなど、当時の専門誌の酷評とは裏腹に個人的には見るべきところもある佳作だと思います。
お勧めするかといえば、しないけど(笑)
中古市場の高騰化が激しいメガドライブ界において本作はそこまで高額となっていませんが、現在においても再評価されそうもないので、値上がっても定価の半額前後でしょう。もっとも当時としてもあまり出回りはなさそうですが。
むしろ同時期に発売されたサントラCDに価値がありそうです(爆)
ところでシグマといえば、21世紀になって同社のアーケードゲームを見る機会がほとんどなくなったなあ。
シグマ作品は近年では『赤ずきん』と『バトル・クルーザーM-12』を見た以外は全然思い当たらないし、逆にこれだけ見ないとなると世の中に現存するシグマ基板はほとんどないのでは!?
と心配してしまいます…ここまで出回りが悪いと、当時のシグマの評判は微妙だったのかなあ。
誤解しないように言わさせてもらうと『赤ずきん』は他に類似作品が見当たらない独自性の高い傑作だと思います(笑)
あと『バトル・クルーザーM-12』もわりと好きですね。
駆逐艦をレバーの左右で操作して、敵潜水艦を爆雷で攻撃するという、セガの『ディープスキャン』まんまな内容ですが(笑)、こちらは爆雷をいっぱい落とせる分、爽快感があって好きだったりします。
とはいえ、『ディープスキャン』の潜水艦内の探針音も捨てがたいですが(笑)
個人的にシグマといえばこれ。
本来はアーケード基板を家庭で遊ぶために作られたスティックですが(あまり詳しくはない)、4,000円(!)する別売りケーブルを使えばメガドライブにも使えます。
定価が13,800円もするだけあってスティックやトリガーの感触は良好だし、筐体も重くて安定感があって使いやすいです。
スティックが異様に小さいセガのアーケードパワースティックや、スティックはいい感じなのに筐体が小さくて軽いのが勿体無いマイコンソフトのXE-1ST2よりも気に入っています。個人的に一押しです!
ところで『赤ずきん』の話になりますが、今回の記事を書く上で画像検索したら数年前に当ブログで取り扱った記事がトップに来て、それ以外の画像もあまり見かけなかったです…しかも、それ以外の画像というのが、このゲームを稼働させたトラタワの公式ブログというオチ…
ネットで語る人が少ないほどシグマはマイナー扱いなのか!?