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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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秋葉原にアキハバラ@BEEPがオープン!

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先週の土曜(10/3)、10/2(金)に秋葉原でオープンしたアキハバラ@BEEPに行ってきました!
 
場所は『STEINS;GATE』でお馴染みの牛丼専門店「サンボ」の近くと、駅からそこまで遠くないところにあるのが魅力です。
なお看板のイラストはベーマガの挿絵で有名なくりひろし先生によるものです。
 
事前情報によると、オープン当日は開店前から長蛇の列を作っていたそうで、整理券を配布するほどの混雑ぶりだったようです。
この整理券制は翌日もそうでしたが、私が行ったのが閉店間際の時間だったので整理券なしにスムーズに入れました。
 
そうそう一つ断っておきますが、店内の撮影は店員さんの許可を得ています(他のお客さんが映っていなければOKとのこと)。
SNSでの拡散性を考えれば、撮影は宣伝にも繋がりますからね。おかげでブログネタにできるわけで(笑)
 
 
店内に入ったと同時に目を引いたのは、Windows以前に発売された国産PCの展示。
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Windows95が発売される90年代前半までは各メーカーが独自規格のPCを出していたこともあって当時の電気店ではわりと見慣れた光景でしたが、まさかこの光景を21世紀になって再び見ることになるなんて夢のようです。
しかも動態保存している上での展示ですからちょっとした感動モノです。
 
もちろんレトロPCも販売していて、PC-6601は6601円というダジャレ価格でした(笑)
 
 
また、アーケードゲームの筐体も取り扱っているのもBEEPさんらしいですね。
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筐体にはメガドライブ版の『サンダーフォースIV』がプレイアブルで入っていましたが、この筐体に入っていると、ソフトがメガドラ版と同じ内容なのに「未発売のサンダーフォースAC2が出ていたらこんな感じだったんだろうなあ」と思ったり(笑)
 
 
当然、基板も売っていますが、「一人3枚まで」という制限を付けるだけあって相場よりも安い印象でした!
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PCソフトに関してはMSXやPC88やX1といったメジャー機の他に、MZ-2500やSMC-777といったツチノコやUFO並に目撃率の低いマイナーハードのソフトまで扱っていました…
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それにしても、
80年代前半を代表するスーパーアイドル松田聖子をイメージガールとして起用しながらも世間的に超ウルトラマイナーなPC扱いのSMC-777(ソニー)って一体… 
 
 
プレミアソフトもいくつかありましたが、中でも日本ファルコム、そしてドラスレシリーズのプログラマで有名な木屋氏の最初期のRPG『ぱのらま島』が非売品ではなく商品として売られていたのには正直たまげました…
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価格が178,000円となっていましたが、箱が無駄に大きくて痛みやすく処分されがちなのと、今となっては保存が難しいテープメディアということもあって、この状態で残っているのはかなり珍しいと思います。たぶんこれを逃すと次に入荷するのはほぼ不可能でしょうね…
というか、パッケージが大きいこともあって店内では抜群の存在感を誇っていました!
 
 
そして今やデッドストックで存在することが奇跡に近いパイオニアMSX『PX-V60』がなんと19,800円で売られていたのは驚き!
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残念ながらMSX1のソフトしか起動しませんが、MSXのアクション・シューティングの人気作はMSX1時代に集中している上(MSX2はグラフィックが強化された代わり処理が重くなっている)、当時のMSXユーザーをトリコにしたコナミの名作ソフトの大半はMSX1に集中しているので、あえてこれを買うのもありでしょう。今やMSX本体も全体的に入手が難しくなりましたしね。
 
 
 
PCソフトといえば18禁のアダルトゲームもありました。
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それもあってか、店内は「18歳未満入店禁止」でしたが、こんなおっさんホイホイな店、18歳以下じゃ興味持つ以前について来れないと思う(笑)
 
 
 
その他、書籍や同人誌の委託販売も行っています。
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攻略本や雑誌のバックナンバーだけでなく、何とアーケードゲームのインストカードやチラシなど、一般のゲームショップでは売っていないであろう紙モノまで取り扱っているマニアックさでした!
 
 
店内は狭いですが、他の秋葉原のレトロゲームショップとは毛色が異なるラインナップなので(あえて言うなら家電屋ケンちゃんに近い)、このアキハバラBEEPさんもレトロゲームファンご用達の店の一つになるかと思います。
 
ただ気になったのが、コンシューマタイトルの扱いに関してですが、私が店に着いた頃にはすでに売り切れたのか、それとも元々在庫がなかったのか、コンシューマタイトルの在庫があまりなかったのが残念でした。ファミコンやメガドラソフトは20本近くありましたが、その他の機種は悲惨なことになっていました。コンシューマに関しては今後に期待です。
 
今回のオープンで思ったのが、近年の「レトロゲームの海外流出が…」という声も吹き飛ばす勢いが感じられたことでしょうか。
そこまで宣伝していたわけではないのに開店前から行列を作り、そして豊富に用意してあった(であろう)レトロゲームが私が店に着いたころにはスカスカになっていたのを見ると、日本のレトロゲーム好きはまだ健在だったと改めて感じます!
 
そして、他のレトロゲームを扱う専門店も負けないよう盛り上げて欲しいですね!
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…そして、すみませんBEEPさん。
撮影しておきながら何も買っていないです…
…これじゃ単なる冷やかしの客だなあ…
 
言い訳すると、完全コンシューマの人間なのであのラインナップじゃ定番すぎて買えなかったのですよ…ほんと、ボスの小林さんすみません。

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