●もはや「リセットボタン感覚」という言葉をお説教に使える時代は終わった(不倒城)
テレビゲーム世代ではない年配者が若者に対する「リセットボタン感覚」といった批判が、近年のゲーム機ではそもそもリセットボタンを標準装備していないため、若者には通じなくなっているという記事。
そもそもこの批判をする年配者はテレビゲームのことを「ファミコン」と言っているような世代(偏見かな?)で、つまりテレビゲームの知識が多少あってもファミコン止まりだと思われます。
しかし、この「リセットボタン」をダシにした若者批判だけど、ファミコン現役時代であってもファミコンユーザーにしか通じなかった気もするんですよね。
そう、
セガハードの大半はリセットボタンがなかったんだぜ?
SG-1000とか
SG-1000IIとか
セガマークIIIとか
マスターシステムとか
ゲームギアとか
ドリームキャストとか
歴代セガハードを見ても、リセットボタンを標準で装備しているハードは『メガドライブ』『セガサターン』のみだったりします。裏を返せば、この「リセットボタン感覚」という若者批判はセガユーザーにしてみればメガドラ&サターン時代には通じなかったわけです。
しかし、ゲームをやり直すのに電源の入れ直ししなければいけないのは当時としても面倒だったし、実際、頻繁な電源のON/OFFを繰り返したが為にセガマークIIIの電源スイッチが破損したジャンク本体をよく見ますしね。
そんなわけで中途半端なゲーム知識で若者批判すると返って失敗するという好例でといえそうです。
そもそも、ファミコン全盛期時代の当時のセガユーザーなんてクラスに3人いればマシなぐらいでしたが(´;ω;`)ブワ
…SMC-777ユーザーは全校に一人でもいたら奇跡だったけど。
●本日のレトロフリーク
先日の記事で同人ゲームがレトロフリークで遊べると書きましたが、北海道にある「ゲームショップ1983」の調査によるとファミリーベーシックで作成したプログラムもレトロフリークに対応しているとのことです。
3DSのプチコンで作ったプログラムをネットで公開するようなことがファミリーベーシックでも可能となったようなものです。今となってはファミリーベーシックを入手するのは困難ですが、こうやって新しい遊びがまた増えると、レトロフリークの楽しみ方はまだまだ他にありそうな予感ですね。