Quantcast
Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1484

同社の鉄腕アトムも火の鳥並みの出来だったら…

$
0
0
昨日は建国記念日でしたが、皆さん何をしてお過ごしでしたでしょうか?

ええ、自分は出勤でしたが。

 
仕事は午前で終わったので午後から何をしようかな、といったところでいつの間にか爆睡で、起きたら夕方…というよくあるパターンです…
夕方から意義のあることをしよう!
 
と思って始めたのがコナミデジタルエンタテイメントのファミコンソフト『火の鳥 鳳凰編 我王の冒険』
イメージ 1
原作は手塚治虫の同名コミックで、後に角川書店が劇場アニメ化しましたが、本作はそれのゲーム化です。劇場アニメの設定全く無視のゲームですが(笑)
 
コナミのアクションゲームというと『THE功夫』があまりにもメジャーで有名ですが(異論は認めない)、同社のアクションゲームで好きなのは『悪魔城ドラキュラ』でも『魂斗羅』でも同じ版権物の『グーニーズ』でもなく、この『火の鳥 鳳凰編 我王の冒険』なんですよね。アクションが下手な自分でもクリアできるのが大きいですが(爆)
 
実はこのゲーム、小学生の時にクリアしているので今回のプレイでも難なくクリアすることができました。初プレイじゃそう簡単に見つけられないと思われるワープゾーンの位置まできちんと覚えていたのが自分でも凄いと思った(笑)
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
エンディングは今の目で見るとシンプルだし、BGMもサビしか流れませんが、1987年のはじめに発売されたアクションゲームということを考慮すればかなり凝った作りのエンディングといえます。
このゲームの魅力の一つはコナミ作品全般的にいえることですがBGMの存在が大きいです。特に来世ステージの曲はもう最高に素晴らしくて、自分の中では水谷郁氏のベストミュージックだと思います。
水谷氏は活躍の舞台をコナミからナツメに移ったあともマスターシステム版『SAGAIA(ダライアスII)』という傑作も手掛けているので、ファンはこちらもおさえるように!(命令w)
 
ところで劇場アニメ『火の鳥 鳳凰編』は同時上映として『時空(とき)の旅人』も上映されましたが、こちらのゲーム化はケムコが担当しました。
イメージ 6
 

『時空(とき)の旅人』はジャンルこそはアドベンチャーゲームとなっていますが、『火の鳥 鳳凰編 我王の冒険』とは、「大容量1メガビット」「各時代へワープする」「原作無視のゲーム内容」という共通点があったりします(笑)

それなのに何でここまで差が付いてしまったのか…コナミとケムコの差が大きかったのか…

ボロクソにファミコン版『時空(とき)の旅人』を叩きましたが、選択肢による結末が変わるという点はスパイクチュンソフトのサウンドノベルシリーズの先を行っているのが唯一のポイントでしょうか?

まあ『時空(とき)の旅人』はこの手のマルチストーリーのゲームを作るのに当時の大容量である1メガでも足りなかったのかボリュームが薄く定価4,900円分の密度がありませんが、後年スーパーファミコンで発売されたサウンドノベルシリーズはそれを上手く消化させたのが上手いと思いました(笑)
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1484

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>