久しぶりの休日、私が住む大井町からりんかい線で3駅目にあるお台場(東京テレポート)に数年ぶりに行きました!
目的は、これ。
日本科学未来館で開催中のビデオゲーム展示イベント「ゲームオン」
コンピュータやインターネットなどの情報技術とともに進化をつづけ、世界中のエンターテイメントを変えたテレビゲーム。 本展はその歴史を一望し、社会的・文化的意味、そして未来について考える企画展です。2002年に英・ロンドン市のバービカン・センターでの開催以来、世界中を巡回し200万人以上を魅了してきた「GAME ON」。 日本初上陸となる今回は、「ゲームってなんでおもしろい?」をテーマに、最新ゲームなどのオリジナルコンテンツを多数追加! リアルとの領域を越え、実社会に大きな影響を与えるようになったゲームの意味について来場者のみなさんと共に考えます。
要はビデオゲーム創世記から現在までのコンピュータゲームを、展示だけでなく、実際に遊べるという、ゲーム好きにとって素晴らしい企画です。
難しいことを考えるのは苦手なので(笑)、今回展示された数多くの作品の中からいくつか紹介したいと思います(画像の画質が悪くて申し訳ございません)
まずはアーケードゲーム編
●ポン
ご存知、多くのビデオゲームの祖先というべき対戦型のパドルゲームです。これがないとはじまらないので、この手の展示会では常連になりそうですね(笑)
●ランパート
トラックボールで照準を合わせて敵を倒すパートと、陣地の壁をテトリスの要領で組み立てていくパートで展開する風変わりのゲーム。人気作のためか日本ではファミコンやゲームボーイやメガドライブにも移植されましたが、アーケード版を遊ぶのは今回が初めてです。しかし、これをやってトラックボールでテトリスをやるのは無理ゲーだとはっきりした(笑)
●ミリピード
固定型シューティングゲームで、ファミコンではHAL研究所から『センチピード』として発売された作品です。残念ながら調整中のため遊べませんでしたが、聞くところによると開催初日から稼動してなかったそうです。でも、オリジナルの筐体はレアなので必見!
●ソニックウイングス
後の彩京シューティングの前身といえるビデオシステム社の縦スクロールゲーム。
海外のアップライト筐体での稼動でしたが、スティックやトリガーの操作性が悪くて、改めて日本製の筐体の操作性のよさを実感しました(笑)
●スペースインベーダー・タイタン
筐体の上部の宇宙人型オブジェクト(?)がインパクトがありますが、タイトーのイギリス部門が生産したレア筐体。ロックバンド「イエス」のジャケットデザインを担当していたアーティストのロジャー・ディーンがデザインしたそうです。ちなみに中身はごく普通の『スペースインベーダーパート2』でした。
●ハングオン
セガ初の体験ゲームであり、有名ゲームデザイナー鈴木裕氏の初期作品でもあるバイクゲーム。今となっては現存する筐体は皆無に等しいせいか、実は今回が初プレイ。続編の『スーパーハングオン』なら割と見るんだけどなあ。
筐体を傾けて左右に自機を動かすのですが、如何せん運動不足な自分自身の操作性(?)が激悪でまともにまっすぐ走ることすらままなりませんでした(爆)
●アフターバーナーII
こちらも鈴木裕氏の代表作であるドッグファイト3Dシューティングゲーム。派手に動きまくる画面と筐体の派手さが売りです。これをやってたせいか、ポリゴンのフライト3Dシューティングの免疫が付いたと言っても過言ではありません(笑)
●G-LOC
上記の『アフターバーナーII』の続編というべきゲーム。前作よりもマイナーなイメージがありますが。アーケードではR-360筐体に組み込まれたバージョンや、家庭用でもメガドライブやゲームギアやマスターシステムにも移植されたので、もしかしたら自分が思っている以上の名作なのかも知れません。
なお前作との大きな違いといえば、時間内のノルマ達成がステージクリアの条件となったところです。
●アウトラン
赤いテスタロッサが印象的な有名ドライブゲーム。もはや説明が不要なゲームですが、実際に展示品を遊んで2面まで行って違和感が…そう、ステージを差し替えた海外バージョンの展示でした(笑)
●デイトナUSA2
オーバルコースを走るのが楽しいストックカーゲームの2作目ですね。ハンドリングに独自の重みがあった前作に比べるとかなり遊びやすくなった印象ですが、反面、前作が好きだった人には賛否両論で、いまだ家庭用移植がされていないタイトルだったりします。ちなみに展示品は初期バージョンでした。
●ドラゴンズレア
これだけ海外Wii版になりますがスペースの関係でこちらで紹介。
超難易度LDゲームとして知られているタイトルですが、今回のイベントでは貴重な鉛筆スケッチやセル画が展示されていました。よくこんなのが未だに保管されていたなあ。ゲーム関連資料を保存することに関しては海外は凄いと思います。裏を返せば日本はゲーム文化を舐めすぎているのかも知れません(笑)
他にも、『ディグダグ』『マーブルマッドネス』『ギャラクシアン』『ポールポジション』などがオリジナル筐体で稼動していたり、汎用筐体では『ストリートファイターII』『バーチャファイター』が稼動していましたが、あまりにも人が多すぎて撮影することができませんでした…。この手のイベントでは常連の『ゼビウス』『パックマン』がなかったのが意外だったなあ。
記事が長くなるので、ゲームオンレポートは一旦ここまでにします。
次は自分の気が変わらなければコンシューマゲームの展示品を紹介したいと思います。ではまた!(万が一更新しなかったらすみません…)
おまけ。テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』
コンピュータRPGの原点と言えるテーブルトークRPG。その中でも最も有名とされる作品がまさか展示されているとは思ってもみなかったです。こうやって見ると、リアルな造形のメタルフィギュア、カラフルなダイスなど、ゲーム部分だけでなく物としての魅力があるのも人気の一つなんでしょうね。
おまけ2。任天堂ゲーム&ウオッチシリーズ
80年代初期に発売された任天堂ゲーム&ウオッチシリーズ。発売されたタイトルほとんど全部揃っているんじゃないかと思うぐらいの展示品のラインナップはとにかく必見!圧倒されること間違いなしです。アーケード筐体とは違ってデリケートな作りなのでさすがにプレイアブルじゃなかったですが見応えあります。