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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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ザ・スーパー忍再販版について

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何気なくまんだらけギャラクシー・コンプレックスのメガドライブソフト買取リストを眺めていたら…
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えええ、THEスーパー忍の再販版の買取が12,000円!?
 
確かにレアだけど、初期版の6倍買取か…でも、入手難易度から言えば説得力はあるのかも知れない。
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何度も説明している気がしますが、初期・再販の判断の仕方がパッケージの裏の「MADE IN JAPAN」の表記の有無で、有る方が初期、無い方が再販となります。
再販バージョンの存在を世間に知られるようになったのは1991年発売の『メガドライブFAN』(徳間書店)で、その後、数々の商業誌にネタにされていたので、当時のユーザーならわりと存在を知られていると思われます。
 
私のそのタイミングで存在を知ったのですが、この頃に地元(相模原)で再販版を店頭で見た記憶が無く、さらに数年して高校を卒業した直後(1996年春)に
「本格的に再販版を探すか!」
と、秋葉原の「店員がゲームに理解のあるマニアックな店」なら見つけやすいということで、ゼット(後のメディアランド)に行って、なんとその日のうちに見つけたんですよね。5本ぐらい『ザ・スーパー忍』の在庫があって、その全部を起動チェックしてもらいました。当時はまだ見分ける方法なんて分からなかったですし。
 
一本だけ、スパイダーマン(マーブル)の版権表示が出たので「これだ!」と、そのままレジにもって購入しました。値段は2,000円したかどうかで、今の相場にしてみれば衝撃的に安いですね(笑)
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その数日後、この再販版と初期版を友人に見せてどこかに違いがないかと尋ねてみたら、わりとすぐにこの見分け方が判明したのです。それから意識して店頭で『ザ・スーパー忍』を見かけるたびにパッケージ裏を確認して、もし再販版なら買うようにしてましたが、結局この20年間で3本しか見かける(=手に入れる)ことができませんでした。その間、レアと呼ばれるゲームはたくさん見てきましたが、20年で3回しか見ないレアゲーはそうはないと思います。たぶん。
 
この再販版、ゲーム的には海外で発売されているバージョンやWiiiバーチャルコンソール版とほぼ変わらないので、遊ぶ事自体はたやすいですが、まんだらけによって再販版がコレクションアイテムとしてようやく世間に認められた気がします。
 
なおWikipediaの記事では、
「タイトル画面のイラストも千葉真一の服部半蔵に類似していたため、修正版では目つきが修正されている」
となっていますが、修正されているのはWiiバーチャルコンソール版だけで(もしかしたら海外版もバージョンによって修正されている可能性もある)、国内の再販版では初期版のままとなっています。この記事を書いた人、おそらく再販の実カートリッジを手に入らなかったからバーチャルコンソール版で確認して書いたと思われます(笑)
 
ところでレトロフリークで『ザ・スーパー忍』をインストールすると、初期版では『ザ・スーパー忍』として登録されますが、
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再販版では海外版タイトルとして登録されます。
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…実はこの記事を書いている今も、見つけたら買うつもりでいるのですが、今回の件でライバルが増えるな、とか、今回の記事でさらに担がせてしまった気がしますが、裏を返せばライバルが増える分、手に入れた感動があるのでこれはこれでありだと思います!
本音は今回の値上げでどれだけ市場に流れるかこの目で見てみたいのです(笑)

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