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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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実家でゲームショーその1

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先週末、ゲームファンは東京ゲームショーで盛り上がってたと思いますが、残念ながら私は数ヶ月ぶりに帰省していました。お盆に帰れなかったので(涙)
 
私は私で、実家で独自のゲームショーを開催しました。というか、本来の目的はレトロフリークへのインストール作業ですが。
 
まずはゲームギア編
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実は実家の何処に何が保管されているか自分でも全く把握していないので取り合えず一つの段ボールに入れていたソフトをそのまま出してみました。
キッズギア時代のセガ販売のゲーム(バーチャ、Gソニックなど)が帰省期間中に見つからず残念!
 
数あるゲームギアからいくつかピックアップ
 
●The GG忍シリーズ
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セガの人気アクションゲーム「忍」シリーズのゲームギア版。コンポーザはあの古代祐三氏で、氏にとって久し振りとなるPSG音源での作曲ですが、相変わらずのハイレベルなサウンドを聴かせてくれます。ゲームとしてはシリーズの名に恥じないほどのクオリティですが、覚えの要素がかなり強いので好みが分かれそうです。
なお『The GG忍』の方はニンテンドー3DSバーチャルコンソールで配信されていますが、続編の方は未移植なのが残念。
 
 
 
●クニちゃんのゲーム天国シリーズ
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80年代、90年代のバラエティ番組を賑やかしたタレント、山田邦子を題材にしたミニゲーム集。続編が出たということはそれなりに売れたと思いますが、今となってはとにかく『クニちゃんゲーム天国part2』が市場に出ないですね。パッケージの背の部分に変色しやすいオレンジを使っているので、綺麗な状態で手にすることは難しいかと。幸い手元にあるのは暗所に保管していたのでかなり綺麗なオレンジで保存されていました。
 
 
 
●女神転生外伝ラストバイブルシリーズ
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ゲームボーイで発売されたアトラスの代表作『女神転生』シリーズの番外編をややリアルタッチに描き直されて移植された『女神転生外伝ラストバイブル』と、ゲームギアオリジナルの新作『女神転生外伝ラストバイブルスペシャル』
後者の方は『ウィザードリィ』をかなり意識した作りになっていて前作をプレイした人でも賛否があるかと思いますが、凝った作りのオープニングデモ、滑らかな3Dダンジョンのスクロールなど、技術的に見る点も多いです。
 
 
 
●スーパー桃太郎電鉄III
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コンピュータボードゲームとして今でも人気がある『桃太郎電鉄』のゲームギアバージョン。セガハードでは唯一のシリーズとなっています(セガサターンには関連作の桃太郎道中記が出てますが)。ゲームギア末期にひっそりと発売された為、存在を知っているシリーズファンも少ないかと思います。
 
 
 
●アーリエルシリーズ
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『モンスターメーカー』で有名な九月姫氏がキャラデザを手掛けたことで話題になったシミュレーションRPGシリーズ。任天堂の『ファイアーエムブレム』タイプのゲームシステムですが敵と戦うまで相手がどんなユニットだか伏せられているのが特徴です。『メガドライブFAN』(徳間書店)では漫画連載もされていました。
『ロイヤルストーン』は前作から数年経っての続編ですが、ゲームギア末期作品だけあってグラフィックのクオリティ(特に戦闘シーン)はなかなかです!
 
 
 
●魔導物語シリーズ
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ゲームギアで1、2本出して撤退するメーカーが多い中、セガ以外でゲームギアでもっとも活躍したメーカーといえばコンパイルですが、同社が特に力を入れたと個人的に思っているのがこのシリーズ。RPGながら数値という数値は徹底的に排除し、主人公の表情でHPの残量を推測するという独自のシステムが売りです。また、豊富な音声合成も本作の魅力となっています。
 
 
 
●ズールのゆめぼうけん
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まんだらけの買取が遂に35,000円となったゲームソフト。ですが、当時としても見たことがたった一回きりで、手元にあるのはまさにその時に新品200円で買ったものです。よくぞ買ったと当時の自分に褒めてあげたい(笑)
アクションゲームとしては本当に普通のゲームでコメントするとするなら、このゲームギア版が絶望的に売れなかったせいで発売を予定していたメガドライブ版が発売中止になったとか(海外では発売)、これの海外版にはチュッパチャップス(飴玉)が同梱されていたとか。そして、悲しい事にレトロフリークで遊ぶとタイトル画面の次の画面でバグって遊ぶ事ができません!(涙)
 
 
 
 
よくぞ当時の自分はこいつを買ったシリーズ
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テレネットの『グリフォン』とマイクロキャビンの『フレイ~修行編~』
全体的にゲームギアソフトはサードパーティ作品がレアになる傾向ですが(一本だけ出して様子見で発売されたものの全く売れずにゲームギア市場から撤退するメーカーがほとんどだった)、特にこの2本は高額で取引されているようです。
なお『グリフォン』は、そのあと遠藤正二郎氏とコンビを組むことになり『魔法の少女シルキーリップ』『マリカ~真実の世界~』『ひみつ戦隊メタモルV』のキャラデザを手掛けた木下氏のデビュー作でもあります。それが高騰化につながったとは思わないけど。
 
他にも紹介すべきタイトルもありますが、実家でチェックする時間もなかったのでこれまで。
次回はSG-1000を予定しています!
 
ところで今回、レトロフリークへのインストールのためにソフトを全部開封したのですが、半分以上のソフトが開封した形跡がないんですよね(一度でも開封すると跡が付く作りになっている)。つまり多くの手持ちのソフトが新品で買ってきたままの状態で20年以上経過してたという(笑)
裏を返せば、どれだけゲームギアを愛用してなかったという事実(爆)
 
それはさておき、レトロフリークのギアコンバーターの接触が悪いのかなかなか反応してくれなくて困りました。まるでセガサターンのカートリッジ並みの接触の悪さ。
おかげでレトロフリークに対応しているのか、それとも接触が悪いだけなのかわからないソフトがいくつかありました。『上海II』とか『野茂英雄のワールドシリーズベースボール』とか。
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もっとも、野茂は新品50円で買ったからどうでもいいですが(笑)
そういや意外とゲームギアって野球とゴルフゲームが充実してましたね。今回の実家ゲームショーでの発見でした(笑)
 
 
 
 
おまけ
●TGSコナミブース
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コンパニオンのお姉さんのスカートに注目。よく見ると「上上、下下、左右、左右…」となっていることがわかります。
シューティングファンなら0.05秒ぐらいで反応するこのコマンド、今年で20周年を迎えたり、PS4への移植が決定したエイティングの名作シューティング『バトルガレッガ』で同社の『魔法大作戦』のキャラクター(ガイン、ボーンナムなど)を使うための隠しコマンドだったりします。他社のゲームをわざわざコンパニオンを使ってまで祝うなんてコナミデジタルエンタテイメント様はなんて太っ腹なんだ…さすが王者の貫禄を感じます!
ちなみに例の裏技は「タイトル画面で上上下下左右左右ABC」と入力です。
あれ?コンパニオンのCさんがいないぞ?と思ったのですが、きっとトイレに行ったんでしょう。イベントは長丁場で大変でしょうしね!

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