東京ゲームショー当日の裏側で開催された実家ゲームショーの第二部はセガ初のテレビゲームマシンSG-1000。
ここにあるソフトは一番最初に取り出した段ボールの中に入ってたソフト郡で、他にも裸で所有しているソフトなどがあるのですが、残念ながら帰省中に取り出すことができませんでした。
スタージャッカー(新・旧)とボンジャックが掘り起こせなかったのは痛い。
全部は紹介できないので適当にいくつかコメントしたいと思います。
・オーガス
私が初めてプレイしたセガのソフトがこの『オーガス』となります。ジャンルは横スクロールシューティング。初めてのゲームだけに思い入れは強いのですが、今やると猛烈につまらん。とはいえ、パッケージイラストは今でも気に入っています。
・ゴルゴ13
『オーガス』に続く版権ゲーで、ジャンルは固定画面シューティング。こちらはオリジナリティもクオリティも高くまとまって、ゲームとしても完成度が高い。ただ、ミスるとステージ最初の状態に戻されるのだけは辛い。でもいいゲーム。
・新入社員とおるくん
コナミの同名アーケードの移植で、日本では唯一の移植。レア移植としての価値はありまくりですが、ぶっちゃけ今でも遊び方がよくわからん(笑)
・ホーム麻雀(白カートリッジ)
バージョン違いとして黒パッケージの黒カートリッジ版もあり。
付属のシャドウボードをテレビに付けることによって対人戦を実現させたという斬新な対戦麻雀ですが、この斬新なアイデアはこれ一作きりでした(笑)
中古ではシャドウボード付きで手に入れるのは困難になりつつあるので、コレクターなら優先的にゲットすべき一品だと思います。
・チャンピオンベースボール
野球ゲームやらないので特にコメントすることないんだけど、手元にあるソフトの常態がやけに綺麗なので、前オーナーもきっと一度も遊んでないんだな(笑)
・セガギャラガ
数ある『ギャラガ』移植ゲームでも、アレンジの方向性でお気に入りなのがこのSG-1000版。タイトルがセガと付いていますが、実際はナムコが直接手掛けたそうです。とにかくオリジナルにはないスピード感が最高で、なんと敵が編隊組む前に全滅させることも可能で、ある意味で全面チャレンジングステージみたいな内容。
お気に入りすぎて2本持っていますが、画像のソフトは箱に光沢感がある、ほぼ当時のままの状態となっています。
・モナコGP
たぶんSG-1000ローンチタイトル。にも関わらず、SG-1000末期ではマイカードとしても発売されているので、同機種の中でもかなりのロングランヒットだったんでしょうね。パッケージイラストもそれぞれ微妙に異なるのも面白いです。
他にも、買った時のままの状態で20年以上眠っていたままのソフトが多いのですが、中には値札がついたままのソフトもあります。その値段を見て「え!?この値段で買えたの!」と驚くばかりの価格で、今の異常な高騰ぶりを改めて思い知らされました。その中の一部を紹介。
・ピットフォールII(420円)
・サファリハンティング(735円)
・シンドバットミステリー(1,575円)
・モナコGP(294円)
特にSG-1000最高峰のアクションゲームとも言われる『ピットフォールII』が420円なんてあり得ないですよ!今から10年ぐらい前はこの値段でも買えたんですよね。この時にもっと買っていればよかった…。結局、3本だけ買ったんだけれど(笑)
とりあえずここにあるソフトはレトロフリークに取り入れたんだけれど、今までSG-1000ソフトはマスターシステム実機で遊んでただけに、レトロフリークで遊んだ時の色合いが鮮やかで素晴らしいですね。マスターシステムだと全体的に暗めの色合いになってしまい、特に青色は黒っぽく見え、背景が黒だと埋もれてしまうのですが、レトロフリークは全体的に明るい色なんで見やすい見やすい。ここだけ実機を超えてますね(笑)
そんで、データベースを見てみると、やはり「チャンピオン」が付くSG-1000タイトルが多いです。
ここでマニアに「チャンピオン剣道がないじゃないか!」と突っ込まれそうですが、当時から高かった上、今でも貧乏な私が買っているわけがないじゃないですか(´;ω;`)ブワッ
と言い訳しておきます(爆)
こうやって見ると、ファミコンの陰に隠れてしまったSG-1000ですが、遊んでみると意外と味のあるソフトが多く、今でも楽しめるソフトが多いのが魅力です。
反面、その(ファミコンソフトに比べて)地味なグラフィックはセガらしいB級臭さを感じさせずにはいられません(爆)
これにて実家ゲームショーSG-1000編は幕を閉じます。次回の開催はあるんだろうか?
おまけ
・キンコロタワー
せっかく実家に帰省したんだから滅多にできない遊びということで『闘技王キングコロッサス』を縦に重ねてみました!実家にはまだ20本以上のキンコロがあるはずですが、やはり行方不明です…
・ドラクエクリアファイル
母親から貰ったロッテのドラクエ30周年クリアファイル。知人から頂いたそうです。
そういやドラクエIIの主人公のゴーグルを初めて見た時は「ファンタジーの世界でゴーグル?」と違和感あったのですが、実際に遊んでみてキラーマシーンといったメカがモンスターとして出るなど、ファンタジーでありながら何でもありな世界観なんだなと思うようになりました。だから最近だとドラクエモンスターズジョーカー3のSF的な世界観も自分の中ではありとなっています(笑)
・むせる
アニメ『装甲騎兵ボトムズ』のOP&EDテーマが収録されたシングルCDが実家から発掘されたんだけれど、いつ買ったか思い出せない…。
それはともかく、このシングルCDジャケットのイラストを描いた人に注目。
幡池裕之氏じゃないですか!
メガドライバーなら『アリシアドラグーン』(ゲームアーツ)のキャラデザで有名な方ですが、こんな仕事もされていたんですね。20年以上前に買ったCDなのに何故今頃になって気づいたんだろうか(笑)
ところで幡池氏って今何をやっているんでしょうかね?