最近、マイクロネットのメガドライブソフト『シーザーの野望』のチラシを海外版と合わせて手に入れたのですが、驚くべきは使用容量が4メガと記載されているんですよね。
当時の専門誌や、セガの公式ページだと8メガになっていたので、これはいかに?
チラシはゲームの発売される前に作成されるので、開発している間に仕様変更された可能性があるのですが、同じく8メガと発表された『シーザーの野望II』は、マップ数が数倍、ファミコンレベルだった平坦なグラフィックがクォータービューの立体感ある綺麗なグラフィックに描き起こされ、両方遊んだ人だったら私の言っていることを理解できると思いますが、どう見ても同じ容量で作られたゲームに見えないんですよね。セガゴールドカートリッジ時代を思い出すような容量記載詐欺かも(汗)
ついでにこちらは『シーザーの野望II』のチラシ。
日本ではあまり評価されなかった『シーザーの野望』シリーズですが、これとテクノソフトの『ヘルツォーク・ツヴァイ』は海外ではそれなり以上に高い評価を得たそうで、当時は「リアルタイムシミュレーション」と呼ばれていたジャンルが、今では「リアルタイムストラテジー」へと発展していったのを見ると納得はします。
ところで、今見ても『シーザーの野望II』の説明書は秀逸ですね。他に例を見なかったゲームだけに馴染みにくいシステムでしたが、一面のクリアまでの攻略手順を丁寧に書かれているのには好感が持てます。
残念ながら任天堂ハードへのバーチャルコンソール化はされていませんが、PCにはなりますがプロジェクトEGGで配信されていますので、興味ある方はぜひ挑戦してみてください。
・ついでに天使の詩(PCエンジン)チラシ
イラストはバンナムの『ワルキューレの冒険』『ワルキューレの伝説』のキャラクターデザイナー富士宏先生が手掛けていますが、富士宏先生の美麗なイラストをセル画にすると相性のせいか妙に安っぽく見えて魅力が半減されているのがかなり惜しい…そのせいか(?)続編では別のアニメーターにバットンタッチされていますが(汗)
●まんだらけで買ったジャンクDVD&CD
この5枚で100円(税抜)
この中で一番の掘り出し物はこちら
日本ファルコムが十数年前にWindowsソフトとして出した『イースIIエターナル(もしくはイースII完全版だったかな?)』の購入特典であったアニメ『イース 天空の神殿』のOVAの全巻収録DVD。
元は私が中学生時代に出たOVAでしたが、当時のOVAは価格が高く到底OVAが観られる環境でもなく、レンタルビデオも当時の中学生にはわりと敷居が高い存在だったので、この特典が出るまでは観る機会が全くなかったんですよね。まさか再び観る機会をたった100円で手に入るとは中学生時代には思いもしなかった(笑)
あとは『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のヴォーカルコレクションのブックレット。
女性サイバーファンによって支えられまくったことがよくわかるお便りコーナーが当時の空気が感じられて素晴らしい!
いのまたむつみ先生と共にメインキャラクターを務めたサムシング吉松先生は当時、段ボール何箱単位といったバレンタインチョコを女性ファンから貰ったそうですが、雑誌でサムシング吉松先生による漫画が連載されてから一気に貰えるチョコの個数が激減されたそうです…作風がサイバーとかなり違っているもんなあ…
むしろ男性ファン(主にセガファン)が増えたという噂もありますが。私も含めて(笑)