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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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実際問題、いまさらメガドラ新作ソフトを作れるのか?

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メガドライブの新作をセガの公式の上で開発するという企画で、楽しみにしてたんだけれどその結果は…
 
でも仕方ないですよね。ライセンス的な問題はクリアできても、当時のような生産体制や品質管理を復活させるだけのコストをたった一つのタイトルだけに掛けられるわけがありません。以前話題になった某FCソフトの新作では中国かどっかのコストが掛からない工場で生産したようですが、一部のファミコン実機では起動できないとの報告があるので、セガの公式の元で自社生産を認めるのもなかなか難しい問題でしょう。メガドライブで自社生産を認めていたサン電子やナムコだって、ファミコンでの自社生産の実績があったからこそセガに認められたわけで。
 
あと、申し訳ないんですが、これを企画した放送作家さんはセガ好きだけどメガドライブに興味のない人なのかなーと、今回のレポートを読んでそう思いました。
 
前回まではソニックの産みの親である中裕司氏に協力をしてもらうよう促したのはよかった。しかし、今回のインタビューの中で、せっかくメガドラで新作を出そうという同じ志を持った人間が現れたのに協力をしようとせず「二番手ではダメなんです!(どっかのレンホーさんですか?)」と言ったり、メガドライブに相応しくないセガサターンの『街』の続編、サウンドノベルを作りたい(というニュアンス)と話を持ち出したり、何よりもメガドラ愛が感じ取るどころか、奥成さんの前で「いまさら公式でメガドライブソフトが出るというくだらなさやワクワク感を大切にしたい」なんて言っちゃまずいっしょ。ライセンスはれっきとした交渉なわけで、ネタとして見られる行為は本気じゃないと思われますからね。この結果は当然かと。
 
それに、この放送作家、私と同じ1977年生まれなのにメガドライブのことを知らなさ過ぎなんですよね。私と同じ年齢ならば中学生でメガドラ全盛期、高校2年生でセガサターン発売のタイミング。もっとも、当時はメガドラではなく、スーファミだったり、PCエンジンユーザーだったかも知れないけれど、幼少時代にファミコンでなくSG-1000を手に入れて以来のセガファンですし、中裕司氏との対談でも真っ先に中裕司氏の代表作としてメガドライブ版『大魔界村』を挙げている以上はそれなりの知識は持っているはずで、今回の奥成さんとの対談内容は非常に残念でした。
 
ところで今回の対談の中で、この放送作家よりも先にセガにメガドライブの新作を交渉したメーカーがあるという話でしたが、そんな漢(おとこ)な会社がどこなのか知りたいです。メガドラ愛は少なくともこの放送作家よりはあるはず(笑)
 
 
 
 
●メガ伝説はじまる…
メガドライブの話題ついでに。昨日はカプコンのメガドライブソフト『ストリートファイターIIダッシュプラス』が発売されて23周年でした。有名なゲームなので内容については触れませんが、当時放映されたTVCMは四天王のひとりバルログのみが登場するという、主人公キャラであったリュウ&ケンや、紅一点の人気キャラ春麗を登場させた歴代シリーズのTVCMの中でも異質な作りでした。
それには理由があって『BEEP!メガドライブ』(ソフトバンク)に掲載された「CM探偵団」のコーナーによると、「バルログは女性に人気があるから採用した(要約)」だそうです。キャスティングも女性に人気のある役者を採用したとか(アップで登場するバルログと、アクションをする方のバルログはそれぞれ別の役者)
イメージ 1
それはそうと、女性受けTVCMを作ってまで女性ユーザーにメガドライブ版スト2を売り込もうとしたカプコンは凄いです(笑)

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