元が日本ファルコムの作品で、北米や欧州では配信済みのニンテンドー3DSソフト『ぐるみん3D』が遂に日本でも配信が決定しました。発売元は『魔神少女』『フェアルーン』『ガンマンストーリー』のスカイハイワークスで11月下旬に発売予定だそうです。日本ファルコムが任天堂ハードで遊べるのはニンテンドーDSソフト『イースII DS』(インターチャネル・ホロン)以来8年ぶりというぐらい任天堂ハードはファルコム作品とは縁がないので、今回の『ぐるみん3D』には期待したいですね。
もっとも私はPSP版をすでにPSVitaにダウンロードしてるのですが(笑)
●アドバンスド大戦略のバージョン違いについて
四半世紀前、『マイコンBASICマガジン』(電波新聞社)の記事にて「アドバンスド大戦略の再販分にはオープニングのヒットラーは削除されている」と記載があったのですが、それから数年後メガドライブソフトを集めるようになってから闇雲に店頭で『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』(セガ)を見かけたら買うという行動に出て、トータルで7本は買ったのですが未だ該当するカートリッジにめぐり合うことができませんでした(意外とこのソフト、そこそこ売れながらも説明書付きで中古に並ぶことが少ないのですが、ケースに収納できないほどのブ厚い説明書がネックなんだろうな)
それからかなりの年月が経ち、レトロゲーム&関連商品を扱う「ゲーム探偵団」さんがゲームソフトのバージョン別の問い合わせにも対応するとの話を聞き(ゲームボーイなら魔界塔士Sa・Ga、テトリスなど)、「それじゃあ探偵団さんにアドバンスド大戦略の事を問い合わせよう!」と聞いてみたら、なんと話がセガの奥成さん(セガ3D復刻シリーズ、SEGA AGES2500シリーズなどを担当)にまでいってしまい、遂に真相を聞くことができました!(というか最初からセガに問い合わせするべきだったな^^)
気になる回答は奥成さんがセガに入社する前の話であることを前置きで、バージョン違いは存在しないだそうです。もしあの表現が問題あるならばプレイステーション2移植版でも変更されているとのことでした。ただし、250ページに及ぶマニュアルには3バージョンあるそうで、これはこれで新たな真実が判明したと同時に、再びメガドラソフトの探求の旅が続きそうです…そして全バージョンが手に入れるまで手元には大量の『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』が…(汗)
それにしても…
奥付には出版日が記載ないので、中身を全ページ確認しながらバージョン違いを調べるだけでも骨が折れる作業なんですが(涙)
●ニンテンドードリームのファミマガ復刻版
クラシックミニファミコンの発売に合わせて当時のファミマガの記事の再録をした付録目的にニンテンドードリームを購入。
個人的によく再掲載したな、と思うのが『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂)のワールド9について触れた記事。ワールド9に行くための手段がソフトやハードに負担が掛かり、下手をすれば故障のおそれがあるため、ファミマガに限らず以降の専門誌では封印された裏技ですが(忘れた頃にゲームラボで紹介されていたけれど)、これを生みの親である宮本茂氏自らコメントしているのはある意味で貴重(当時、宮本氏はメディアに出ることが少なかったし)。実際、この裏技でハードやソフトを壊したユーザーからのクレームが任天堂に殺到しただろうし、メーカーが雑誌の記事のチェックを入れるようになったのはこの辺りじゃないでしょうか?今適当に書きましたが(笑)
同じく、コロコロコミックでも誌面で『ベースボール』(任天堂)で魔球を投げられる裏技を掲載して、これまたハードを故障させやすい方法だった為にやはり任天堂からクレームが来たようです(ソース元はコロコロアニキの記事)。縁は不思議なもので、これがきっかけでファミコンソフトの記事がコロコロに載るようになったそうですが、当時の任天堂はTVCM中心で宣伝を行ってたので、雑誌で紹介することはそれまでなかったようです。