先日の日曜に秋葉原UDXで開催されたマイコンインフィニットPro68k(略称MI68)に一般で参加しました。前日の土曜日は実家に帰省してたので、当日は早起きして秋葉原に向かいました!早起きといっても午前10時前ですが。
イベントレポートといきたいところですが、諸事情でプチレポートとさせていただきます。ご了承ください(汗)。
まずはてんいちさんのサークルではいつものLYNX展示ですが、今回はLYNXユーザーを集めて『スライムワールド』の多人数プレイを募集してましたが…なんと
7台のLYNXと台数分の『スライムワールド』が勢揃いしたという…というかLYNXユーザーは当たり前のように持っているソフトなのかよ『スライムワールド』は!そしてこのうち一台のLYNX2は画面が超鮮明なTFT液晶に交換されている変態仕様(笑)
せっかくなんで当日持ってきたNintendo Switchと初代LYNXとの比較…
こうやってみると大して大きさが変わらないですが、重量もどちらもそう変わりがなかったです。おそらく燃費(連続稼働時間)まで変わらないと思います(笑)。
こちらも負けないProject猫ルリさんのX68000コレクション…
当時の価格で換算すると高級車何台買えるんだろう…それだけ当時は高嶺の花でした。今では中古品が安く手に入る反面、経年劣化により電源のメンテだけでも骨が折れそう。余程の愛がないと維持できません!尊敬!
レトロゲーム&パソコン評論家の前田尋之さんのところでは幻の日立のパソコンS1が!
対応ソフトを見たこと無いのでどんな性能だか未だにわからないのですが、同時期のハードと比べても遜色はないどころか健闘した性能だったそうです。
そしてツチノコUFOレベルに幻のソニーのSMC-777。
さすがに世界のソニー、1983年のハードながらグラフィックは他社のパソコンを超越しています!今回初めて対応ソフトのシューティングをプレイしましたが、このコントロールパッドでは操作性が激悪でまともに遊べません…(汗)
そして前田さんの著書を購入。ついでにサインも(笑)
アルカディア、高速船、インテレビジョン、プレイディア…ってバンダイさん負けまくりジャマイカ!と言わんばかりの内容ですが(汗)、本当の負け組は女の子に相手にされないわたくしのことを指すのです… (´;ω;`)ブワッ
個人的に今回のMI68最大のツボだったのがスーパーカセットビジョン(以下スパカセ)版『スーパーマリオブラザーズ』
エミュではなく実機であのスーマリを移植してしまった驚異の作品!なんとソースを解析するところから作業をされたそうで、裏技を含めてほとんどの部分を再現してあるそうです。違いはグラフィックのパレット数やBGMの同時発声数(スパカセは単音しか鳴らない)やフォントといったハードに依存する部分かと思われます。
参考までにプレイ動画でも。
ここまで出来ると尚更スーパーカセットビジョン付属のコントローラの操作性の悪さが余計に目立ってしまいますが(汗)、こんだけ凄い作品を実際に実機で見るとその説得感は格別です!スパカセがファミコンよりも有利な点の一つが128個使えるスプライトですが、このスパカセスーマリはクッパ一体を表示させるのに27枚のスプライトを使用したと聞いて、いかにこの作品はスパカセのスプライトパワーで無理矢理再現したかわかっていただけると思います(笑)。ハード仕様がここまで異なりながらもこの完成度、作者のスーマリ愛を感じる神移植です!
一般参加のzen-nifさんからはお土産として欧州メガドラソフトをいただきました!
お恥ずかしいながらタイトルしか聞いたこと無いソフトだっただけにとても嬉しいです!zenさん有難う御座います!
他にも、コモドール64にジャレコの『ぶたさん』が存在したのか!とか、メガドライブでセガマークIIIの勝手移植の『グラディウス』起動とか、セガマークIIIの勝手移植『テトリス』とか、マスターシステムでカセットビジョンの『与作』を起動とか、マインドウェアの新作『4人打ちアクション麻雀』のプロの女性雀士を交えた大会が行われたりとか、上半身裸のブリーフ男同士が闘う対戦格闘ゲームや大量のジーコサッカーなどなど、空間が歪むのではないかと思うぐらいマニアックな展示品が盛りだくさんでしたが、色々とあって残念ながら撮影も許可もしそびれてテキストだけでの説明とさせていただきます。すみません…。
やっぱ普段の休みの日は15時間以上寝ているのに、早起きでの活動は無理があったようです(爆)
ともあれ、主催者のあるきちさんをはじめ、多くの参加者の皆様お疲れさまでした!