一昨日はメガドライブソフト『トージャム&アール』(セガ)の日本における発売25周年だったんだけれど、まさかこのタイミングでNintendo SwicthでのHDリメイク版が発表されるとは。
初代開発者自ら手掛けていることでチェックはしてますが、現時点で日本での配信があるかどうかは不明のようです。どちらにせよ日本人向けのゲームじゃないから難しいだろうなあ。正直、自分も初代はあまりにもゲームが長すぎて途中で投げたし。ところでこのゲームの権利元はセガじゃなくて現在は開発者が所有しているんですね。取りあえず続報待ちです。
先日の日曜、マイコンインフィニットPro68k(通称MI68)のために秋葉原に行ってたのですが、探索の際、ゲームショップのPS3ソフト棚を見るたびに思うこと。
バンダイナムコの『テイルズオブ』シリーズが続くたびに似たようなタイトルが付けられるのは何とかならないものだろうか?シリーズ毎にキャラが変わるのでパッケージを見れば混乱はないんだけれど、タイトルだけ言われると自分のようなニワカじゃ訳わからないよね(汗)。あとナンバリングが付けられていない限り各シリーズに繋がりはないので、シリーズ初心者は基本的にシリーズ最新作からプレイしても支障がないんだけれど、それを知らないとどのシリーズから始めればいいのか悩んでしまう人がいても不思議ではないよなあ。スクウェア・エニックスの『キングダムハーツ』シリーズでも同じこと言えるけど(笑)。
●スターアーサー伝説
BEEP@アキバでT&EソフトのFM-7用ソフト『スターアーサー伝説』シリーズ3部作が揃って入荷してるのを初めて見ましたが、パッケージが大きいのもあるけどこうやって並んでいるのを見ると壮観です。この手のシリーズ物は最後になるにつれて出回りが悪くなるものですが(これは絶版漫画にもいえる)、発売から35年ぐらい経つPCゲーがシリーズ揃って現存すること自体が凄いですね。ただメディアが揃ってない(テープ版とフロッピー版)のが唯一残念なところですが、当時のフロッピーディスクドライブの普及率の低さからフロッピー版の相場がテープ版の倍近い価格になるようですね。ところでこれ以上にレアと言われるVHD版は一度も見たことありません…
●ナツゲーミュージアム
今回はナムコのレーシングゲームの名作『ファイナルラップ』がなんとオリジナル筐体での稼働に感動しました!
今回稼働したのは2人用の筐体ですが、最後に遊んだのは学生時代なので超懐かしい…。久し振りにプレイしましたが、コーナリングが上手くできず一周さえもできませんでした…。これをやると数年後に発売された同社の『リッジレーサー』はどれだけレースゲーム初心者向けに操作感覚を研究したのかわかります。とはいえ、本作があってのリッジなので、その原点がオリジナル筐体で遊べるのだから嬉しい限りです。そういえば本作のさらなる原点である『ポールポジション』の方が何故か『ファイナルラップ』よりもオリジナル筐体での稼働をよく見る気がするのですが、これは都内だけですかね?
あと任天堂のアクションシューティング『シェリフ』
同店では過去に何度も稼働しているタイトルですが、今まではテーブル筐体での稼働でしたが、今回初めてオリジナルのアップライト筐体での稼働です。初めて見ましたが、楽しげなデザインの筐体は素晴らしいですね!ダイヤル操作の特殊なゲームシステムが楽しいゲームですが、それ故に家庭用での移植が見込めないのは残念ですね。だからこそオリジナル筐体で遊ばせてくれるナツゲーさんには感謝しております。
そして今回初めて知ったタイトーの『フロッグ&スパイダー』
同社の『スペースインベーダー』のような固定画面型シューティングゲームで、インベーダーとは敵のクモが自由に動き回るのと横から出現するヘビをジャンプボタンで避けるのが大きく異なる点です。稼働開始が1981年ですが、『スペースインベーダー』から3年、ナムコの『ギャラクシアン』から2年のタイミングでの稼働なので、当時としても古いタイプのゲームに見られたんじゃないかと思われますがどうなんでしょうか?それが出回りの悪さに繋がったと推測しております。とはいえ、そんな難しいことを考えずにゲームとしては癖も無くて普通に面白いです。だって自分にとっての80年代初期タイトーって(たまたま遊んだゲームがそうなのかも知れませんが)『ちゃっくんぽっぷ』『THE Pit』『フィッター』ように奇を照らしすぎたシステムを持つゲームを多く出すメーカーという印象ですし、さらに後年は金子製作所がタイトーブランドで出す事によってますますカオスなメーカーという印象に(汗)