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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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ベルトスクロールアクションの主人公の服装は何故みんな同じなんだろう

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「映画『ファイトクラブ』をファイナルファイトっぽく8ビット化するとこうなる」
という記事を見かけたのですが、
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この記事を書いたライターさん、あまりゲームを知らないのか、8ビットどころか、16ビット機のメガドライブで発売された『ベア・ナックル』のIとIIの背景グラフィックをほぼそのまま流用しているだけじゃん!(笑)
 
まあ、GIGAZINEさんのゲーム系ライターの知識じゃこの程度のものでしょうけれど(笑)
 
一般的に、TVゲーム機で8ビット風というとファミコンを指すことが多いですが、このグラフィックをファミコンに再現できるわけないじゃん!(笑)
 
 
 
え?8ビット機といえばPCエンジンはどうしたって?
 
確かにPCエンジンの性能ならグラフィックだけなら再現できるとは思いますが、PCエンジンは性能的にベルトスクロールアクションを作るのが難しいハードなのか、数があまり出ていないんですよね。
 
ベルトスクロールアクションを出せばそこそこ売れる最盛期ですらテクノス作品(くにおシリーズやダブルドラゴンIIなど)がいくつか出たぐらいで、いわゆる『ファイナルファイト』タイプのゲームはセガのアーケード作品『ライオットシティ』をアレンジ移植した『クレストオブウルフ』だけしか思い当たりません(笑)
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しかもこの『クレストオブウルフ』、当時は景気がよかったのかTVCMが大量に放映されたわりにはイマイチ売れた印象がなく、そもそものアーケード版自体もバランスの悪さが影響してかゲーセンから速攻で撤去され、当時の新品基板価格が5,000円で投げ売られていたことからも、「何故このタイトルが移植された?」とハドソンに問い詰めたくなる気持ちになります(笑)
しかも、アーケード版が発売された2年後といういまさらな時期に発売されたし…
 
さすがにPCエンジンというハードでベルトスクロールアクションを作るのに限界があったのか、なるべくキャラサイズをアーケード版に近づけたのは評価しますが、それが足かせになったのか、アーケード版にあった二人同時プレイはオミットされ、画面に出現するキャラクター数が少なめです。
まあ完璧に移植されても微妙なゲームという事実には代わりがないのですが(笑)
 
今となっては当のセガにも見捨てられるほどのレア移植なので(というか移植されたら奇跡)、再評価してもいいかも知れません。幻のまま消えてしまうゲームの方が多いのが現状ですから。
 
個人的には、「ブレイクダンス」が超必殺技扱いなのには衝撃を受けましたが(笑)

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