先日、「日本は先進国イチの怠け者だ」という話題があったので調べてみたら週刊現代の記事にぶつかったんだけれど、そこには「長時間労働をモノともしない高度経済成長期のモーレツ社員のおかげ」と書かれてたり、引用している話もバブル時代に青春を謳歌してたようなブラック企業経営者の話ばかりで、世間知らずな書き手に殺意が沸きまくったけど殺しはしない(当たり前)。
それに対し、バブル期を知らない若者の「俺もバブル期のイージーモードに社会人をはじめて、甘い汁を吸い続けておきながら代表者の立場になった頃になったら”最近の若者は苦労を知らない先進国イチの怠け者だ!”と大口叩きたい!」という声に支持が集まったのを見ると、多くの若者がバブル期はみんなその恩恵を受けたようにも見られ、バブル期の老人といまどきの若者は絶対に分かり合えないよね。当時を知る人間からすれば、ネットのない時代に戻りたいか?と言われると微妙だし、タクシーはなかなか捕まらない、メシは高いと、今と比べると不便な部分がかなりあるし一概には言えないけれど、それを踏まえてもケチな経営者のせいでバブル期に比べ車や女や酒から離れた若者が増えていっているのは事実だし、賃金を上げるのを渋って「日本の労働者がいないんなら外国人を使えばいいじゃないの?」という経団連のジジイは許せんけど。人間はニュータイプになれてもイノベーダーにはなれないんだよ。
※図版は長州力になったニュータイプ(新人類)
●セガがヴァンキッシュ、Steam版発売を示唆か。「べヨネッタ」のアップデートで同作の画像を仕込む
プラチナゲームズ開発繋がりで前回の『べヨネッタ』に続いてこれが出てもおかしくはないんでしょうけれど、PS3版を買った自分に言わせてもらえば好きな人には申し訳ないけれどアレほどの大作感がなくて地味な印象で、これのSteam化の発表を煽っているのならば今のセガはとても残念なんだよね。というか高々8年前のレトロゲームの移植でカウントダウン発表をした時点でセガに絶望したんだけれど。
セガが同時期に発売したPS3&Xbox360ソフト『バイナリードメイン』もそれなりに良く出来たゲームだったけれど、やはり『べヨネッタ』ほどではなかったので、セガがSteamに求められることは『べヨネッタ2』か、その続編の配信なんだろうけれど、でもあのセガだからなあ…
●メトロイドヴァニア
海外における「Metroid」と「Castlevania(悪魔城ドラキュラ)」を組み合わせた造語であり、2D探索型アクションの通称なんだけれど、最初から探索型アクションだった『メトロイド』はともかくとして、最初はステージクリア式だった『悪魔城ドラキュラ』も『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』以降の探索型アクションという扱いなのを見ると、海外におけるドラキュラシリーズの認識がわかって面白いし、何よりもメトロイドヴァニアの根強い人気がわかります。
しかし、それだけの人気を誇るのにメトロイドヴァニアの元になったメトロイドもドラキュもこの十年以上出てないのを見ると、海外向けであっても商業としての採算が取れないんだろうなあ。あの任天堂でさえGBAで出した(但しメトロイドヴァニアタイプのメトロイド)のが今のところ最後になったのを見ると、むしろこんなに売れないジャンルのゲームをDS時代まで頑張ってたコナミは偉いんじゃないかと思えてきた(笑)。
Steamでは多くのメトロイドヴァニアは出ているので人気があるのには違いないんだろうけれど、Steamのタイトルの価格が1,000円前後なので、人気あるけれどフルプライスでは買いたくないユーザーは多いんだろうなあ。自分だってメトロイドヴァニアを他の大作タイトルと同じ価格で出されたら買うのに躊躇しますし(汗)
●タツノコvs.カプコンお台場人気総選挙
お恥ずかしい話、『プリパラ』がタツノコアニメだということをたった今知りました(笑)。タツノコプロといえば『超時空要塞マクロス』『赤い光弾ジリオン』『新世紀エヴァンゲリオン』だろ!(偏見)
それはともかく、現在ロックマンが第二位なのが嬉しいですね。一時期ロックマンシリーズが絶望的に売れず、当時カプコンに在籍していたイナフキンが企画していた『メガマンユニバース』『ロックマンDUSH3』『ロックマンロックマン2』が相次いで中止になった経緯を知っている身とすれば、これを機にシリーズ復活して欲しいですね!まあ当時のロックマン関係者の多くはカプコンを去ってるけど(汗)
●バッジとれ~るセンターより
これだけ見ると「めんどくせー人がいるなあ」と思うんだけれど、その反面、任天堂自身がニンテンドーDSなる商品を命名しているんだから、こっちはこっちで色々と面倒臭いよね(笑)