昨日発行の日経MJ一面にはコロコロコミック40周年特集が掲載されました。
1977年創刊で、つまり自分が生まれた年に発行されたんですね。小学生時代は色々とお世話になりました。
見出しにあるように「恋に目覚めた男子追わず」というのは、女の子に興味を示すようになってしまった思春期の男子読者を追わず、下品なギャグが好きそうな小4～6の読者にターゲットを絞っているという意味で、時代によって変えていくところはあっても、ターゲット層は変えていかないという方針がこの40年の歴史を作ったと言えそうです。
つまり、女の子に興味を持ったらすでにコロコロ読者ではない、ならば男の娘ならどうだ！！
…ということで生み出されたのがこれですかね、
『バーコードファイター』（小野敏洋）に登場する有栖川桜。
「きれいな顔をしているだろ。ウソみたいだろう。男なんだぜ。それで…」
読者は当初、桜を可愛い女の子だとずっと思いながら読んでいて、連載から一年近く経った辺りで初めて自分が男だとカミングアウト。読者は長きに渡って女の子だと信じて読んでいたのだからトラウマにならないわけがない。それが逆に新たな性癖を生み出した読者も発生したのも事実で、相撲部屋のように女人禁制のコロコロのシステムを逆手に取りつつ、男の娘というジャンルが生み出す前にやってしまったのだから小野先生の先見性は凄すぎたとしか言いようがありません！
…ここまで書いておきながら日経MJの記事には桜のことは一切触れてませんが。
今思えばコロコロのヒット作品はどれもインパクトある内容ばかりで、飽きっぽい子供たちを４０年間と渡って惹きつける作品を生み出し続ける編集者や作家さんは改めて凄いなと思った次第です。少子化といわれている時代でもこれだけ続けられているのですから。
しかし、日経新聞の記事でまさか
「うんこ・ちんちん」
という言葉が記載されるとは思いもしませんでした（笑）
ピーク時はコロコロの売り上げさえも伸ばした『妖怪ウォッチ』（レベルファイブ）がブームが落ち着いたのか、売り上げが前年度から1/3、ピーク時から1/5に大幅減となったとのこと。ネットでは「レベルファイブはIPを持続させることが苦手」と指摘されているけれど、そもそも多くの子供向けコンテンツは3年ぐらいがピークで、自分の世代だとビックリマンやミニ四駆、少し新しい世代だとバーコードバトラーやベイブレードやビーダマンもだいたい3年前後で人気が落ちてきているので、いかに子供向けコンテンツを持続させるのが難しいのかと思い知ります。むしろレベルファイブはこの10年でイナズマイレブンやレイトン教授やダンボール戦機と立て続けにヒット作を連発してるわけだから、同社にとって妖怪ウォッチブームの終息も想定内で、だからこそ次なるIPである『スナックワールド』を用意しているんでしょう。さて今回もヒットするんでしょうか…（ガンダムAGEを見ながら）
●ジーフロントにサイキックフォース2012入荷！![イメージ 3]()
『サイキックフォース2012』（タイトー）に採用されたWOLFシステム基板は故障率がトップクラスと言われるほどデリケートと聞いたことがありますが、ここまでデリケートだったとは…。
「電圧は最低まで落としてから立ち上げ、少しずつ電圧を上げ、立ち上がったところの電圧で固定」
ゲーム自体が敷居が高いゲームなのに、取り扱い難易度もここまで敷居が高いとは…全ての面でマニアックなゲームだな（汗）
しかし、故障率の高さから現存数が少ないと思いますが、そのわりにそこまで高くないのは意外かも？自分としては移植度の高いドリームキャスト版で満足だったり。家庭用ならではの要素は少ないけれど取り扱いは楽だし（笑）
年々利用者が増えているヤフオクやメルカリがある今、中古品は個人取引が主流になりつつありますが、それらに追いやられているブックオフがまさか高級路線の道を選ぶとは…。高級路線というと一時期のマクドナルドを思い出しますが、それまで安いことに定評がある店が、競合の少ない富裕層にアプローチしても上手くいくのかなあ。あと買取をもう少し高くしないと客が離れるだろ、とは思うけど（汗）