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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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広井王子×小島監督SP対談

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記事タイトルにあるように広井王子氏と小島監督の対談目的で先週発売の『ファミ通』(エンターブレイン)を買ってきました。
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対談によると彼らが最後に雑誌で対談したのが2003年発売の『ドリマガ』(ソフトバンク)以来のようで、この二人がマスコミ向けに顔を合わすのはかなり珍しいことがわかります(プライベートではそこそこ顔を合わすようですが)。
 
広井王子さんが小島監督のように大きなフィールドで大予算をかけて作品を作ることができないという発言に対し監督は『サクラ大戦』(セガ)の名前を出してましたが、「そういう時代じゃない」ときっぱり返してたのを見ると、権利を完全にセガへ譲渡したのもここら辺の理由かも知れませんね。
 
広井王子さんの作品は自分にとって学生の頃からどれだけ影響を受けたのかわからないぐらい偉大なクリエイターの一人という扱いで、サクラだけでなくTVアニメでは『魔神英雄伝ワタル』『魔動王グランゾート』『空想科学世界ガリバーボーイ』、ゲームでは『天外魔境』『銀河お嬢様伝説ユナ』など、どれもが夢中になるほど好きな作品群でした。しかも、
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日本を代表するアイドルグループAKB48の(元)トップアイドルのひとりとスキャンダルを起すのだから、いつの時代も広井王子さんは偉大すぎるのです!むしろ広井王子の名前そのものがキラーIPだったのです!
…偉大だったのですが、予算を掛けた大規模な作品を作るのが難しいと本人の口から言われるとショックなんだよな…『サクラ大戦』が3作目でパリ、5作目でアメリカを舞台にしたのも、海外で売ることを意識したからの結果なんだろう。世界で売れないと開発費が回収できないぐらいは大作ゲームを作るのは難しそうですし。
 
そして小島監督が将来的に映画を作りたいみたいなことを発言してたんだけれど、失礼な言い方ですが大丈夫なの?と思ったり(汗)。彼の手掛けたゲームは確かに映画を意識した作品作りで知られていますが、ですが彼の代表作である『スナッチャー』『ポリスノーツ』『メタルギアソリッド』(いずれもコナミ)を見ると、「どっかで見たことがある作品」で終わるんじゃないかと危惧するんですよね。ゲームに映画的な要素を加えるだけならインスパイアで済みますが、映画に影響を受けて作られた映画となると話は別で、映画に詳しい水野晴郎さんが過去に手掛けた『シベリア超特急』のようなB級映画にならないよう頑張って欲しいところです。余計なお世話だけど(汗)
 
対談のページの何ページか後にはアドベンチャー総選挙が掲載されていますが、
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上位20位以内に小島監督の代表作である『スナッチャー』『ポリスノーツ』がランクインされているのはさすが。『街』『428』『ダンガンロンパ』『逆転裁判』『EVER17』『シュタインズゲート』といった名作と誉れ高いタイトルばかりが集まるランキングの中でこれは偉業ですね。
反面、広井王子作品の名前が見当たりませんが、きっとシミュレーション総選挙と票が分かれたと思いましょう(汗)

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